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テーマ:サッカーあれこれ(20141)
カテゴリ:フットボール
須: 課長。ヨーロッパフットボールについて質問があるんですけど。
帆: なんじゃい? 須: 今、連続無敗記録を続けているアーセナルがいるプレミアリーグってどうなってるんですか?アーセナルが頭ひとつ抜けてるんですか? 帆: ああ、なるほど。確かに強いよ、アーセナルは。今のところ頭ひとつ抜けてると思うね。ただ、だからといってプレミアリーグが今年はつまらないということもないよ。熱い試合が毎週見られてるね。 須: へぇ~。いまいちよく分からないのでプレミアリーグでの全体的な傾向を教えて下さい。 帆: OK。今年のプレミアリーグには3強と呼ばれるビッグチームが存在する。確か以前にも話したと思うけど、無敗記録更新中の“アーセナル”、石油王の買収により急激なチーム強化を行った“チェルシー”、そしてプレミアリーグ最多優勝を誇る赤い悪魔“マンチェスターU”が優勝を争うことはまあ間違いないだろうね。現にアーセナルは開幕スタートダッシュに成功し、現在首位。1ポイント差でチェルシーが追っている。唯一スタートダッシュに失敗したのは、マンチェスターU。開幕時に怪我人が続出し、11人揃えるのがやっとという状況だったからね。 須: アーセナルはその点万全だったんですか? 帆: そうだね。現アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏が就任してから大幅なメンバ変更もなく、今年の補強も的確だった。ベンゲル体制としては今が最強の時期かもしれないね。 須: じゃあ、しばらくはアーセナルは止められない、と。 帆: うん、そう思うよ。ただ、長いシーズン必ず好不調の波があるから、不調時に大崩れしないとはいいきれない。過去のアーセナルはそういう不調時にメンタル面で崩れたりしてたからね。今の時点ではアーセナルの優勝はまだ分からない。本当にアーセナルが成長したかどうかは今シーズンこそ試されると思うよ。 須: じゃあ、課長の優勝予想は? 帆: ずばりチェルシー。ベンゲル氏も優れた監督だけど、昨年ポルトという中堅クラブでヨーロッパを制した監督モウリーニョ率いるチェルシーの優勝が硬いと思うよ。堅実な守備に裏打ちされたチームの自信が既に見え始め、選手ローテーションもうまくいってるし。不調時をうまく乗り切れる監督だしね。 須: なるほど。 帆: 他に理由があるとしたら、プレミアリーグの中堅チームと対戦して取りこぼさないのはやっぱりチェルシーだと思う。今まで3強のことばかり触れてきたけど、実はプレミアリーグは中堅クラブが非常に強い。中堅クラブと思われるのは、リバプール、ニューキャッスル、ミドルズブラ、トテナム、チャールトン、アストンビラ、マンチェスターCかな。ボルトン、バーミンガム、稲本のいたフルハムなんかも最近ではコンスタントに結果を残してるけど、まだまだ毎年ヨーロッパ大会の出場をかけて戦えるクラブとはいえないかな。 チェルシーのスタイルは、こういった手強い中堅クラブと不調時に対戦した場合でもきっちり引き分けに持ち込む力があると思うんだよ。一方、アーセナルは確かに今シーズンの守備安定してる。でも、そういう勝ちにこだわるフットボールができるかというと、今の時点では疑問が多いよ。 須: そうですね。今も無敗記録を更新し続けてますけど、もしそれが途切れたら集中力が切れる可能性もありますからね。 須: そうだね。ただ、いつかはこの無敗記録は途切れると思う。そのこと選手たちがあらかじめ受け入れられていれば大丈夫だと思うよ。今回はアーセナルの気になるところを列挙したけど、それを差し引いて余りある強味があるからね。波に乗りつづければ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠もありえるね。 須: すごいなぁ、アーセナル。でもこの無敗記録をどこが止めるかも楽しみですね。 帆: そうだね。現在3位にいる以前ルーニーが所属していたエバートンや現在は下位に低迷しているブラックバーンやサウサンプトンなんかも底力があるから、一瞬でも油断したら一気に勝負を決められるだろうね。そのスピード感、力強さがプレミアリーグの魅力だからね。 須: う~ん、知れば知るほどプレミアリーグって熱いリーグですね!僕もいよいよスカパーに加入する日がきましたよ。 帆: おっ、やる気だ。でも、南向きにアンテナを取り付けるところがなければ駄目だよ。 須: はっ!今の部屋だとつけれねぇーーーーー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.09 07:57:23
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