|
カテゴリ:TV
帆: ふぁ~。うぅ、眠い。
須: 朝っぱらから大欠伸ですね。仕事する気あるんですかぁ。 帆: う~ん。あるよ~・・・( ̄、 ̄@) zzz 須: 寝るな。 帆: お前も最近強くなったもんだぁ。 須: で、昨日はなんで夜更かししたんですか? 帆: おぉ、聞いてくれるか。実は昨日ね、「24‐シーズン2-」を見てたのよ。 須: ん?「24」って、アメリカで大ヒットしたという犯罪サスペンスドラマですよね。確かリアルタイムに事件が進行しているっていう。 帆: まぁ、そうなんだけど。果たしてあのドラマの売りがそこなのかは、前のシリーズから疑問だったんだけど。あ、「24」のシーズン1は見たことない? 須: ないですよ。やっぱり面白いんですか「24」? 帆: 実はあんまりおすすめできない。 須: は?夜更かししてまで見てるのにですか? 帆: シーズン2についてはなんとも言えないけど、シーズン1については世間で言うほど面白いとは思わなかったなぁ。 須: その理由は? 帆: 「24」の魅力はテンポのいい展開と巧妙に隠された真実にあると思うんだよ。別にリアルタイムに進んでるとかは多分見てる人はほとんど気にしてないと思うなぁ。 で、シーズン1も前半はどんでん返しの繰り返しで犯人がわからないままどんどん進んでいく。でも、最も肝心な部分は隠されたまま最終回までちゃんと進むわけ。 須: 面白そうじゃないですか。テレビシリーズという毎週放送されるという心理をうまく活かしていると思うんですけど。 帆: うん。その点は俺もそう思う。ところがだ。シーズン1については一番肝心な真相の暴き方がまずかった。つまり最後の最後で最悪のまとめ方をしちゃったのよ。 視聴者はテロ対策組織のリーダー“ジャック”が次々に発生するトラブルを乗り越え、犯人を「お前だったのか!」と気付くところを期待してた。ところが、シーズン1ではいきなりテロの実行犯が電話をかけて、それまでめいっぱいもったいつけてた真相、真犯人をあっさりと画面に登場させ、視聴者に伝える。俺は思わず「なんじゃ、そりゃ!」と思ったもんよ。 須: うわっ~。きついですね、その展開。推理小説を読んでて、「盛り上がってきぞ、多分あいつが犯人じゃないかな?」と思ってたところに、突然他人から犯人を告げられるようなもんですよね。 帆: あっ、そうそう。その例えわかりやすいなぁ。 須: そりゃ萎えますよ。言われて見る気を失いました。 帆: ただね。それをとってこの「24」の全てを否定する気にはなれないよ。やっぱり、1時間いう枠の中でのストーリー展開は技術が高いと思うし、ちゃんと後への複線が引かれてる。その中にアクションや犯罪だけでなく人間ドラマも絡めてるしね。連続ドラマのエンターテイメントとしては最高レベルじゃないかなぁ。 須: なるほど。でも最後が納得いかないとやっぱり納得いかないと。 帆: そうそう。だからシーズン1はDVDレンタルして全部見たけど、今回はフジテレビで連日深夜放送されてるのを見てるのよ。 須: へえ~、民放でやってたんですか。 帆: そうそう、今5時間過ぎたところだから、後19時間か。以外に先は長いね。 須: あはは。がんばってリアルタイムサスペンスを楽しんでくださいよ。 帆: あっ!他人事。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.07 20:18:00
コメント(0) | コメントを書く
[TV] カテゴリの最新記事
|