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カテゴリ:世の中
須: 課長、最近疑問に思うことがあるんですけど。
帆: ほい。 須: 米国の調査団からイラクに大量破壊兵器は存在しなかったという報告がありましたよね。これって、そもそも米国が目的としてたことが根本から覆されたということじゃないんですか? 帆: そう。そうだよね。 須: でもあまり世界的に問題になっていないのはどういうことですか?見ようによっては侵略戦争だと思うんですけど。 帆: 確かに見ようによってはそうだろうね。事実、今回の調査結果から米国がイラクの油田を狙って戦争を仕掛けたと言われても仕方ないだろうね。 須: じゃあ、なんで米国では今大統領選への支持がふたつに別れてるんですか?明らかにブッシュ大統領の早急な決断だったと言わざるをえないんじゃないんですか? 帆: 厳しい意見だけど、そういう見方はあると思うよ。でも俺も正直なぜ米国の世論があんなに真っ二つにわれるのかはよく分からないなぁ。ただ、米国民の心情もあると思うよ。 須: 心情ですか? 帆: そう。あれだけけの人員、死者までだして、戦費も使っている。そこまでして守ろうとした正義が間違いであろうはずがない。世界の正義を守るのは米国だ、とね。 須: な、なるほど。 帆: でも、複雑な要因が様々にあると思うよ。9・11のテロもそうだろうし、イラクの油田をフセイン政権から開放したかったというのも正直だろうし、ブッシュ大統領の再選の布石にするつもりだったかもしれないし。 須: だからといってなかった物がなかったと証明されて自分の正当性を証明するとは別の話だと思いますけど。 帆: きょ、今日はいつになく厳しい突っ込みですね。それは正論だと思うよ。 須: しかし、日本ではさらりとニュースと触れられたくらいでなんら問題もなってないのにも腹が立ちますよ。 帆: そうだね。強国の振った旗にほいほいついていくような国では、その自主性が問われるだろうね。まあ、もうすぐ臨時国会が始まるからその時に野党から小泉首相がこの件で結構つつかれると思うから、それが見物だね。 須: 是非追求して欲しいですね。 帆: でもやっぱり米国は強い国だと思うよ。今回の調査結果だって、米国が行った結果だよね。例えそれが建前だとしてもきちんと議論を交わすよね。 須: どっかの談合で決めてしまう国とは全然違いますねぇ。パワーありますよ、やっぱ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.14 21:57:57
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