■□　驟雨来たりなば、幸遠からじ　□■

（あらすじ）
　１１月１１日（木）、劇団四季の「キャッツ」が無期限上演という形で開演されました。しかも前回の講演に比べ、建屋自体をキャッツ専用とし、演習も大幅にパワーアップ！さて、劇団四季ファンの課長はこの“新生・キャッツ”を見てどのような感想を抱いたのでしょうか？

帆：　須伝くん。「キャッツ」みたよ、「キャッツ」！
須：　は？キャッツですか？？
帆：　劇団四季のミュージカルだよぉ。舞台美術からダンスに至るまですごい演出が凝ってたよ。
須：　へぇ～。どこで見たんですか？
帆：　劇団四季の　。ＪＲ　駅から歩いて１０分くらいのところ。
須：　へぇ～。
帆：　何を隠そうこの　、「キャッツ」専用に作られたステージなんだよぉ。ステージは座席と一緒に回転するわ。２階席の後ろにもセットがあるはでそれはそれは楽しませてもらったよ～。
須：　へぇ～。普通、舞台って期間毎に演目が変わるもんですけど、専用ステージってすごいですね。
帆：　うん。だから演出も凝れるみたいだよぉ。そんなにステージは大きくないんだけど、仕掛けとか大掛かりだった。空中ブランコがあったり、リフトで人が天井までいったりとか。スモークもがんがん炊いてたし。
須：　あはは。じゃあ、かなり課長のお気に入りなんじゃないんですか？また直ぐにでも行くんじゃないですか？
帆：　う～ん、正直リピーターにはならないかも。だって、内容がよく分かんなかったんだもん。
須：　と、いいますと？
帆：　なんか、ストーリーに一貫性がない上に、登場キャラの名前が覚えにくくて、多いから全然感情移入できなかったよ。
須：　へぇ～。そうなんですか。
帆：　しかも最後にみんなでオチがあるんだけど、「猫は誇り高い生き物。犬とは違う」とか歌ってるの。散々アピールした上で最後がそれなんだぁ、と内心あきれちゃったよ。奥さんも同じこと言ってたけど。
須：　あははは。確かに「なんだ、それ？」って感じですね。
帆：　うん、でも、まぁ一見の価値ありです。演出はすごいから。須伝くんも是非彼女でも見に行ってきて。
須：　むかっ！僕に彼女いないこと知ってるくせにぃ！！
帆：　やっぱり劇団四季は「ライオンキング」だよぉ～。来月も見に行っちゃおう。ぐふっ。
須：　聞いちゃいねぇよ。