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テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:フットボール
(あらすじ)
先週末のセリエAは試合が終わった時点で首位ユベントスが31ポイント、2位ACミランが25ポイントとなり、その差は6ポイントとなった。以下、3位ウディネーゼから19位シエナまで8ポイントの間に17チームがひしめく混戦となっている。ただ優勝争いはユベントスのカペッロ監督の「優勝争いはユベントスとミラン」に見られるように、2チームに絞られてしまった。 シーズンはまだ前半。なぜこうなったのかを帆日多的視点で振り返る。 帆: いや~、強いユベントスが帰ってきたね。1対0という勝ち方はユーベにとって勲章のようなもの。チーム力が安定している証拠だね。 須: あっ、先週末のセリエA、またユーベが勝ちましたね。 帆: うん。ミランもシエナに2対1と勝利したけど、以前6ポイント差。残り試合を考えるとまだまだ射程圏内だけど、6ポイント以上の差を感じるね。 須: ふぅむ。優勝争いはユーベとミランに絞られたと言っていいんでしょうか? 帆: そう思うよ。ユーベの監督カペッロ自身がそういってるくらいだもん。他のチームはふがいないよねぇ~。 須: き、厳しいですね。ここまでのセリエA、課長的にはどうとらえてますか? 帆: そうだね。予想以上と予想以下が今回の優勝争いを2チーム化してしまったように思うね。 須: 予想以上と以下ですか?具体的にいうと? 帆: まず、予想以上はユーベとメッシーナ、そしてレッチェ。まずユーベだけど、開幕当初はDFがばたばたでチャンピオンズリーグの予選頃は怪しいとふんでたんだけど、セリエAが開幕してみるとDFは鉄壁。攻撃陣はトレゼゲを怪我で欠いても好調と今のところつけいる隙が見当たらないね。さすが名将カペッロというところですか。 須: なるほど。で、他の2チームは。 帆: メッシーナは今季昇格組にも関わらず現在4位と大健闘。昇格の際にあまりチームをいじらなかったことが良かったのか、実にまとまったチームで高いモチベーションを維持してるよね。試合を見てて、「我慢強い!」と唸ってしまうチームだよ。もうひとつのレッチェは昨シーズンも旋風を巻き起こしてたチーム。ただ、チームの中心だった不動のエースチェバントンが抜けた穴をどうするかが課題だったけど、見事に19歳ストライカー・ボジノフがその点をカバーして快進撃を支えてるね。ただ、最近は少し息切れして連敗してるみたいだけど。 須: なるほど。どちらかといえば下位に入る2チームが好調なことで、本来優勝争いに残るチームが足踏みし、結果、現段階で大きく差が開いてしまったということですね。 帆: うん、その通り。でもそれだけじゃないよ。予想以下になってしまったインテルやローマといった強豪が優勝に絡めないから、ユーベとミランの2強という構図がなりたってしまったこともあるんだけどね。 須: なるほど。ほんとにインテルとローマにはがっかりですね。 帆: インテルは選手層だけならユーベ、ミランをしのぐかもしれないのに。現にチャンピオンズリーグでは圧倒的な強さを示している。でも、セリエAではモチベーションが維持できないのか、DFがざるだよねぇ。一方のローマ。カッサーノやパヌッチの内部反乱でチームが一切まとまれず、まさに自滅の様相を呈しているね。ただ、直前に監督を交代しなければならなかったことや無責任に監督を引き受けたフェラーのことを考えると同情する部分はあるなぁ。 須: そうですね。ローマはちょっと可愛そうな感じしますね。 帆: ただ、このまま何もしないと降格の恐れがないとも限らないから。今後はデルネーリ監督のもと、フロントも腰を据えて改革しないと危ないね。 須: きびしぃーっ! 帆: あっ!今思いついたけど、今年は優勝争いよりも降格争いの方が熱くなるかも。いしし。 須: き、きびしぃーっ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.18 22:44:20
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