■□　驟雨来たりなば、幸遠からじ　□■

（あらすじ）
日本のほとんどの人がはらはらどきどきした夜。残業のため余裕で日本VS北朝鮮の試合は見れませんでした。ま、ジーコジャパンにはあまり興味がないのでいんですけど。
さてさて、海外でもW杯予選だけでなくヨーロッパのリーグ戦もあいかわらずの熱さ。その中で特に注目されているのがスペインのバルセロナとイングランドのチェルシーでしょう。
今回はそのうちチェルシーに注目して、分析したいと思います。
帆日多課長
須伝くん
須：　今月の下旬からチャンピオンズリーグが再開されますけど、やはり注目はチェルシーVSバルセロナですよね。
帆：　そうだねぇ～。間違いなく優勝候補のうちベスト１６で2チームが当たっちゃったね。
須：　全くですよ。決勝で見たかったですよ。でも、今回バルサもすごいですけど、チェルシーは本当にすごいですね。現在、国内リーグ、国内カップ戦２つ、そしてチャンピオンズリーグと今のところ全て勝ち進んでますよね。
帆：　そうなんだよ。いくら金をかけて選手を買いあさったとはいえ、全てのタイトルをまだ狙える位置にいるというのは本当にすごいよぉ～。やっぱり監督が優秀だからだね。
須：　モウリーニョ監督ですね。昨季ヨーロッパでも中堅どころのチーム“ポルト”をチャンピオンズリーグで優勝に導いた。モウリーニョ監督のすごいところってどこなんですか？
帆：　ロジカルなチームつくりとロジカルな試合対応だと思うなぁ。
須：　ロジカルですか？
帆：　そう、そう。素人が見ても分かるようなシンプルなスタイル。きちんと守って、厚く攻める。そのために適材適所の選手を配置する。ビッグスターだけじゃなく、いぶし銀の選手もおりまぜてバランスをとる。本当に理にかなった組み立てだよねぇ。実際それをやるのが難しいんだけど。
須：　ほんとですね。ともすれば空中分解しそうなメンバをよくまとめてますね。
帆：　うん、うん。僕もそこが1番すごいと思うんだよ。あれだけのスター選手をそろえながら、ほとんど選手から不満がでない。戦術の徹底だけじゃなく、人身掌握も上手いんだろうねぇ。
須：　ではでは、ずばりバルサとチェルシー、ベスト８に進むのはどちらだと思いますか？
帆：　ずばりチェルシー。現状をみるとバルサはちょっと調子を落としてるしね。選手が変わってもチームの質が変わらないチェルシーが有利だと思うよ。ただし、チェルシー攻撃の柱ロッペンの離脱が与える影響は大きいね。この隙をついてバルサの攻撃力が爆発できるかどうかが鍵になると思うよ。どっちにしろ激しい試合になると思うよ。期待、期待。ぐふふ。
須：　楽しみだなぁ～。
帆：　楽しみだねぇ～。