■□　驟雨来たりなば、幸遠からじ　□■

（あらすじ）
　今回はめずらしく日本代表についての話です。
　W杯予選、日本対北朝鮮は本当に最後まで手に汗握る試合。結果は、ロスタイム大黒の奇跡のゴールで白星発進となりました。ところが、後日、周囲から「すごかったけど、あれでよかったの？」という質問をよく受けました。僕の結論から言うと全然よくなかった。かなりW杯出場は黄色信号です。
　では、なぜ黄色信号なのでしょうか？それは監督条件という視点から分析してみたいと思います。
帆日多課長
須伝くん
須：　いや～、日本対北朝鮮戦は熱かったですね！絶対引き分けだったと思いましたよっ！！本当に最後の最後でよく決めましたね、大黒は。
帆：　うんうん。僕もそう思うよ。俊輔、高原投入後は本当によく攻めたよね。内容はどうあれ、勝ち点３を取ったことで責任は果たしたよね。本当に選手にはお疲れ様を言ってあげたいよ。
須：　あっ。やっぱり内容はいまいちでしたか？
帆：　うん。はっきり言って力の差はすごくあったと思うよ。しかもホームという有利な条件でほとんどチームとして機能しなかったよね。
須：　確かに早い時間で先制点を取りましたけど、前半は北朝鮮ペースでしたもんね。原因はどこにあると思いますか？前半は北朝鮮ペースでしたもんね。原因はどこにあると思いますか？前半は北朝鮮ペースでしたもんね。原因はどこにあると思いますか？前半は北朝鮮ペースでしたもんね。原因はどこにあると思いますか？
帆：　初戦ということで慎重になったのかもしれないけど、前半があれだけゲームを作れなかったんだから駄目だよぉ。少なくとも北朝鮮の中盤でのプレッシャーが激しい。小笠原はシンプルにボールをさばく選手だから、ボールをキープできる俊輔を入れる有効性は見えてたんだから、後半の最初くらいから手を打てたはずだよぉ。それなのに同点においつかれるまで何もできなかった。ロスタイムの勝ち越しは打つ手がなかったから大黒に頼るしかなかっただけど、唯一残された選択肢だったんだよねぇ。ホームチームのやり方じゃないよねぇ。
須：　そうなると今のままじゃW杯は危ないですね。
帆：　うん。個人的な予想では4試合目くらいでジーコ更迭になって、監督交代でなんとか持ち直し、2位で決定戦出場！みたいな・・・
須：　それフランスW杯の予選と同じじゃないですかーっ！
帆：　あははははは～。そんなことにはならないかぁ。ま、なんとかドイツ行って欲しいねぇ～。