★Alpha = Mode★

昨日もバイトでした。
何度も言うようにコンビニバイトです。
定時に行って一番初めの仕事は掃除です。
今日も働くか…と思ってモップとブラシを手に取り、
トイレのドアを一応ノックしてドアを開ける…
いつもと同じように暖房が効かないトイレのひんやりとした空気。
寒い…
今日もがんばるか…とおもむろに顔を上げると
タンクの上にピンク、否、ムラサキ色の物体
確かにみたことのある、しかし一コンビニのトイレに
あるはずのない物体…
一瞬何がなんだかわからない状態に陥るも
自分の視神経が認知している物体を冷静に分析してみる



ブラジャーじゃないっすか！


それをそれと認識した瞬間笑いがこみ上げてくるのがわかりました。
いやーなんというか驚きと戸惑いと恥ずかしさと
このどう処理していいかわからない感じが何とも言えず
早急に扉を閉め相方の所に！
「Tさん！トイレにすごい忘れ物があるんです！」
「僕にはどう処理していいかわかりません！」
Tさん「そんなに散らばってるの？」
「いや、それじゃないんです！忘れ物なんです！ちょっとみてきてくれませんか！」
Tさん「????」

普通に考えて流し忘れを想像しますよね。
Tさんの反応を見るべくあとをついていきました。
まず恐る恐るドアを開け下のほうを覗き込む。
そこで予想外だったらしく何もなく辺りを見回しました。
それでも何もないことが不思議そうでしたが
視線を上に上げた瞬間Tさんの動きが一瞬とまり
やはり状況認知に時間がかかり
反応が返るまでにタイムラグがありました。
一度認知してしまうと彼もまた笑いだしました。

もちろんブラジャーなぞつけたことのない二人ですから
なぜそこにあるのか全く見当がつきません。
女装した人がここで着替えた場合
かばんの中身を全部出して忘れた場合
ここでブラジャーを換えた場合…
1番目と二番目は最後に忘れ物を確認するだろうし
ここでブラジャーを換える必要性は
うちら二人の想像力では考えられません。

たたんでトイレにおいてあったブラジャー…
あれは何ゆえあそこにいたのでしょう…
これはかなりのミステリーです。