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月桃雑記帳

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2013.03.22

リモネン・・・「精油の化学」より

テーマ：アロマテラピー！(1425)

カテゴリ：カテゴリ未分類

勉強中・・・。というほどではありませんが、読書中の「精油の化学」よりリモネンについて抜粋します。

モノテルペン炭化水素類
分子量　１３６
分子式　Ｃ10Ｈ16
香りの特徴　溶剤のようなシトラスの香り

ほとんどの精油に含まれています。
特にシトラス精油に多く含まれています。
蒸気圧が高く蒸発しやすい性質があります。
混在する他の成分も一緒に蒸発させる傾向があります。

生理・心理効果
経皮吸収促進効果、抗がん効果、白血病細胞増殖抑制効果、健胃作用、抗炎症作用、免疫増強作用

以上「精油の化学」より抜粋です。

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リモネン１００％の溶液は発泡スチロールを溶かすので電気製品などの梱包資材の発泡スチロールの回収に役立つという記事を何年も前に読んだ記憶があります。

その後実用化されているのでしょうか？
興味の湧くところです。

「溶剤のようなシトラスの香り」ということは納得してしまいます。
リモネン。
柑橘系だけでなくほとんどの精油に存在するということは、植物にとってあまねく必要な成分なのでしょうか？

ちなみに、月桃精油にもリモネンは存在しています。
Alpinia zerunbet（ゲットウ）には微量成分として、Alpinia zerumbet var. excelsa（タイリンゲットウ/ハナソウカ）には２％ほど検出させています。