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お稽古場所でDVDを見ていると、それぞれの書家や職人がいろいろな面白い言葉を発していますので書き留めてみました。
1.書道家ムハンマド・オズチャイ氏の言葉 (1)Composition(文字のデザイン)には1時間から7ヶ月ぐらいかかるものまである。作品を仕上げるには1年ぐらいかかることもある。 (2)書道の生徒は文字と文字のつながりを理解するまではCompositionはできない。 (3)Compositionは、四角、丸、楕円のほか、鳥の形、花の形にさえすることがある。 (4)最後に装飾符号を入れて仕上げる。 2.書道家フアード・バッシャール氏の言葉 (1)アートはイマジネーションの中にある。 (2)書く前に全体のCompositionを考える。思いつかないときは、四角い点に戻る。 (3)書家がしていることは、書き方のアートではなく、線のアートである。 (4)誰も、美しいものとそうでないものを区別することができる。 (5)重要な質問は「何が美しい部分を作るか」だ。 (6)正しい書き方が美しく書いたものより重要である。 (7)書家は正しくて、親切な人間でなくてはならない。その作品は心の鏡だから。 (8)装飾、サイン、日付も重要だ。全体の見た目のインパクトを与えるからだ。サインと日付が無いと、作品は完了しない。 (9)書道家はいつも学んでいなくてはならない。 オズチャイ氏は無口なこともあり、余りしゃべっていませんが、バッシャール氏はいろいろしゃべっています。何となく分かるような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.06 21:43:12
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