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カテゴリ:旨いもの
大阪の阪急梅田駅から2つ目の駅が十三(じゅうそう)です。この駅で京都線、神戸線、宝塚線の全列車が停まり、それぞれの方向別に分かれて行く重要な駅です。
駅周辺は下町の雰囲気がプンプンする飲み屋街そして歓楽街ですが、特に大きな施設がないため、多分ほとんどの乗客はこの駅から外に出たことがないと思います。 この駅構内には阪急そばという立ち食いそば屋があります。もちろん関西ですのでうどんもおいてあります。阪急そばは阪急の主要駅の構内や駅近くにはどこにでもありますが、乗り換え客の多い、この十三駅店がもっとも売上が多いと思われます。 メニューはきつねうどん、天ぷらそばなどオーソドックスなものがほとんどでしたが、最近新メニューが加わりました。それが、和風中華そばです。 不思議なネーミングです。京風ラーメンに匹敵する変な名前ですが、かなり大きめのポスターで宣伝はしていたため、少し気になっていたので、今回どんなものか食べてみました。 330円と他のそば類より少し高めです。見かけはラーメンのようですが、天ぷらと刻み刻みネギが載っています。 麺は黄色く、角張っており、縮れはなくストレートでラーメンの麺とは全く異なります。少し歯ごたえのある、春雨のような、寒天のような独特の食感があります。スープはうどんやそばに使うものと同じです。具には天ぷらとネギ以外は入っていません。 スープは麺に絡んでおらず、何か麺とスープは別々に食べているような気がします。 余り注文している人は見あたりませんでした。飲んだ後、ちょっとさっぱりしたものを食べたいがうどんやそばでは少し重いかなという時に食べるのかも知れません。また、そばとうどんが少し飽きたので、ちょっと変わったものを食べたいなと思う人も食べるかもしれません。素晴らしく美味しいというものではなく、ビミョーな味です。 これによく似たジャンル(?)に姫路で有名な「駅そば」があります。こちらはどちらかと言えばうどんとそばの中間のような縮れ系の麺が使われているので、これとも違います。 よくコンセプトが分からないメニューですが、果たして新メニューとして定着するかこれもビミョーな感じです。 「和風中華そば」(阪急十三駅にて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.08 00:35:43
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