|
カテゴリ:アラビア書道
アラブの詩も韻を踏んでいて、書いた時なかなか美しいのですが、長いものが多く、かなりの大作になってしまいます。 今回、JEUGIA千里セルシー店での作品展に何を書こうかなと思っていろいろ探している時に、アラブ イスラーム学院のホームページを見てみました。ここには諺や詩がアラビア文字で書かれており、さらに意味も詳しく載っているので重宝するのですが、その中にサウディ童謡というコーナーがありました。 これを見ていると、繰り返しが多く、それほど長くもなく、内容もシンプルで面白かったので、その中にあった『小さな森』という題名の童謡を書いてみました。 小さな森 まぶしい太陽が昇り、鳥たちは歌う そして花々が咲き乱れる、 その小さな森の中で 森の美しさは人を魅了する 森の水はせせらぎとなって流れ、 森の風は心地よくそよぎ吹く 森にはたくさんの秘密がある 鷲が、そして小鳥たちが森の空を飛ぶ 雌鹿はあたかも王女のように歩く 太陽、丘、川、滝、草そして鹿、 わくわくするような物語 (アラブ イスラーム学院のHPより引用) アラビア語で全部で八行ほどの詩でしたが、一枚の紙にはちょっと入りきれなかったので最後の2行ほどをカットして書きました。 サウディアラビアにこのような森があちらこちらにあるように思えませんが、サウジ人にとって緑あふれる森を美化しているように思えます。日本のように森自身が神聖化されている訳ではありませんが、何か憧(あこが)れのようなものも感じます。 このホームページには、童謡は他にガザーラ、なつめやしの木、お母さん、カナリヤの四編があります。いずれもそれほど長くなく、また単語の説明もされています。更に、子どもたちの歌声も聞くことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.24 14:33:38
コメント(0) | コメントを書く
[アラビア書道] カテゴリの最新記事
|