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カテゴリ:大阪
ネパール料理を食べたあと、少し腹ごなしに付近を散歩しました。
中崎町は以前にも一回来たことがあります。この界隈には戦争にも、バブルの時に開発にも取り残された風の長屋や建物がいくつか残り、そこに若い人を中心にいろいろな店を出しているところがあります。 その中の一軒でコーヒーを飲むことにします。 コーヒー、お酒、ケーキ、軽食類がメニューにありましたが、ケーキセット550円を注文します。 ケーキはパンプキンケーキとチーズケーキがありましたので、チーズケーキにしてみます。 コーヒー単品ならたった200円でしたが、なかなか香り高いコーヒーでチェーン店の○○コーヒーよりかなり美味しいです。 建物内の梁(はり)にしっかりした材木が使われています。屋根の断熱材が見えています。地面は昔の三和土(たたき)風でガタガタしています。そこを余り明るくない電球が照らしています。 テーブルはあちらこちらから寄せ集めた感じでバラバラ、壁の一面にはマンガから心理学の本までぎっしりと、何の脈略もなく並べられています。あちらこちらでいらなくなったものを貰い受けて目一杯貼り付けました的な感じで壁にはモダンアート的な作品、写真、新聞コピーのようなものが貼ってあったりします。どういう訳か壊れたラジオ放送局の機材が置いてあったりします。唯一場違いなのはちゃんと稼動しているパソコンぐらいでしょうか。全体的に雑然としています。”断捨離”好きな人にとっては落ち着かないかもしれません。ここで断捨離すると残るのは梁だけになるかもしれません。 この喫茶店?カフェ?の向かいがギャラリーなっており、ちょっと大きめの作品でも10点程度なら飾れそうです。当日は何も飾られていませんでした。1週間のレンタル料もそれほど高くなく、ミニ作品展に使えそうです。ちゃんとピクチャーレールもあり、エアコンも付いていました。 なかなか味のある喫茶店(カフェ)ですが、一つ難を言えば、場所が分かりにくいことです。 地下鉄中崎町までは問題ありませんが、そこからこのギャラリーにたどり着くにはちょっと難しいかもしれません。駅からは遠くないのですが、この界隈は細い横道が多く、それも斜めに走っていたりするので、一本間違えばどこに行くか分からないからです。ただ、探しながらあたりをブラブラとするには面白いところなので時間のある方には、良いかもしれません。近くにシーシャバーまでありました。まだ新しそうな店だったので、最近開店したばかりかもしれません。 女性二人の先客が海外旅行の話をしていたり、ここで英語を教えているらしい外国人が現れたりと、何となく町にとけ込んでいる店のようです。 入口にこの喫茶店(カフェ)の名前を表す看板や、ものがなかったのですが、確かコーヒーの名前に”あまんと”と付いていたなと思い出し、ググると"Salon de AManTO"という名前が出てきました。サロンとは少し言い過ぎな感はありますが、確かに”談話室、学者や芸術家などの社交的な集まり”のような雰囲気はあります。 写真写りよりもっと雑然としています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.19 12:54:50
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