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カテゴリ:アラビア書道
アラビア書道をされている生徒さんにはユニークな経歴を持つ方がたくさんいらっしゃいます。
パキスタンのイスラマバードに三年間住んでいたという方がおられ、たまたま、少しお話を聞く機会がありました。 この方は何とパキスタンで竹製品の技術指導をされていたとのこと。 確かパキスタンには竹がないのに原料はどうしたのかと聞いて見ますと、 『パキスタンにも竹はあることはあるものの、もともと自生しているものではなくバングラディシュから移植したもの。ところがその皮が非常に堅く、うまく剥けないことが判明した。そこで急遽これに代わるものはないかと探した結果、現地産の蔦がありそれを使うことになった。』とのこと。 彼女が帰国したあと、現在、彼女の教え子が技術を受け継ぎ、後輩の指導にあたっているとのことです。 このような蔦製品がパキスタンの工芸品として、いずれ市場に出てくるかもしれませんね。 ところで、この堅い竹はアラビア書道用の筆に使えるかもしれないなと思いました。どんな竹でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.07 00:57:11
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