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カテゴリ:催し物
東京の国際展示場で開催されていた、販促、文具、それに第18回東京国際ブックフェアに行ってきました。
ブックフェアの方はいつものように各社がブースを出し、景気良く20%引きでいろいろな本を販売していましたが、一部の出版社を除き余り元気がなさそうでした。一方、比較的元気がよかったのは、宗教界関係の出版社で、特に仏教系はブースも広めで来客者も多そうでした。確かに最近、仏教系の著者の本が目につくようになりました。 海外からは、サウジアラビア、エジプト、スペイン、イタリア、中国などが出店していました。ことしはスペインがテーマ国になっています。 サウジアラビアはいつものようにデーツとアラビアコーヒーを振る舞い、展示してある多くの本は太っ腹に無料で来場者に差し上げており、多くの来場者を集めていました。また、アラビア書道のお名前書きサービスコーナーもありました。書道家佐川先生がハガキ大の紙にディーワーニ書体でデザインした名前書きをされていました。無料だということもあり、かなり長い行列ができていました。 エジプトもかなり大きめのスペースを確保して、いろいろな本を並べていましたが、係員も少なく、また、余り積極的に動き回る様子もないため、来場者も少なめでした。 マレーシアが今年始めてブースを出していました。余り大きくありませんでしたが、マレーシアの子供向けの本、イスラム教関係が置かれていました。子供向けの本はドイツ語、アラビア語に翻訳したものも置いてありました。 今年のブックフェアの目玉は何と言っても、電子書籍でした。 昨年に比べてもかなり、スペースが広くなったように感じました。各社が新たな電子書籍リーダーの発表会を行ったり、電子書籍を作るサービスを提供する会社などが時間ごとにミニ発表会を行い、来場者も多く、活気がありました。ただ、全体的にシステムの話が多く、具体的に我々にどのように便利になるかよく分かりません。これから電子書籍が増えるだろうなという気はするものの、はて、どの端末でどのシステムが日本書籍にとって良いのかなど、まだまだ時間がかかりそうです。 今年も数冊、買おうかどうしようかと少し迷っていた本を20%引きに釣られて購入しました。ブックフェアはこういう場合の後押しになります。 ブックフェアーは7月10日の日曜日まで開催されますが、日曜日は朝一番で入らないと動きが取れないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.09 00:36:16
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