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カテゴリ:旅
サマルカンドは2泊するが観光は実質1日のみ。 ○イマーム・アリ・ブハリ廟:預言者ムハンマドの言行録ハディースの編纂を行った、あのブハーリの廟。2003年に新たに再建されたもの。広大な敷地内にモスクとコーラン博物館がある。博物館には各国で出版されたコーランが展示されている(イラン、UAE、バーレン、マレーシア、カザフスタン、タジキスタン、サウジアラビアなど)。 ○ビビハニム・モスク:ティムールが建てた中央アジア最大級のモスク。余りにも大きく且つ短期間で建設したため、ティムール没後に崩壊が進み廃墟に。現在のものは再建されたもの。正面は比較的綺麗に修復されているが、裏側は現在工事中。電気自動車のような車が走っていて場違いな感じ。中に木彫りで有名なモスクやメドレセのデザインを描いたプレートが売られていて、グループ客がどっと飛びつく。一枚20ドルと強気な価格設定だったがかなりの枚数が売れる。また、自分で有名な建物のタイルを作って売っている土産屋もあり、なかなかレベルが高い。 ○シヨブ・バザール:ビビハニム・モスクに隣接している普通のバザール。淡いピンク色の岩塩や結晶化した蜂蜜など珍しいものがある。添乗員はしきりにサマルカンドのナンはウズベキスタンで一番美味しいと勧める。 ○絨毯工場:グループツアーには予め組み込まれている高級お土産屋が数店あるのがフツーだが、ウズベキスタンでは唯一この絨毯屋のみ。1992年設立450人が働く国営工場。働いているのは女性のみ18歳以上で3ヶ月の研修後、正式社員になる。月給は200~300ドルと。紡績、染色、そして織り上げまでの一貫工場。染料は自然物を使っているのがウリ。一品ものの注文品が多く、パターンも複雑だが、ほとんど図案を見ずに織り上げてゆく。 ○シャーヒズィンダ廟群:サマルカンドでのハイライト。ティムールゆかりの人々の霊廟がほぼ一直線に立ち並ぶが、青、緑を中心としたタイルの細かい装飾が素晴らしく、これでもかこれでもかと連なる。ティムールの親戚や妻や、誰のか分からないものまである。異彩を放つのが預言者ムハンマドの従兄のクサム・イブン・アッバース廟。天井が黄銅色に輝く。彼は11世紀にこの地で暗殺された。 シャーヒズィンダ廟の周りにはフツーの人の墓も隣接している。墓石に顔を刻んだロシア風の墓がいくつも並ぶ。 昼食: 前菜:レタス・キュウリ・トマト・オリーブ・チーズのサラダ、ジャガイモとニンジンのサラダ、ニンジン・ジャガイモ・豆・肉の細切れのサラダ、黒パンと普通のパン メイン:、カボチャスープ、ピーマンと細切れ肉のピラフ デザート:堅いメレンゲが乗ったケーキ? ○ティムール廟:宿泊したホテルからも歩いてすぐ。ティムールと彼の息子たち、教官など9人が埋葬されている。1996年に修復されたもの。ティムールは生まれ故郷のシャフリサーブスに既に廟を準備していたが、戦死した後、ここに埋葬された。天井や壁の装飾には本物の金が使われていて豪華絢爛。夜はライトアップされるて青さが引き立つ。 ○レギスタン広場:2週間前に行った文化祭のような催しに使った仮設のイスがまだ撤去されていないため、建物が良く見えない。ウルグベク・メドレセ(1420年)、シェルドル・メドレセ(1636年)、ティラカリ・メドレセ(1660年)の3つのメドレセで囲まれた一画。シェルドル・メドレセはタイルの装飾に人の顔や動物(トラ?)の絵が描かれている。ティラカリ・メドレセの礼拝所の天井には金が使用されている。 夕食:民家風レストラン。停電で真っ暗の中、裸電球一個とロウソクの灯りで食事。ワイン、ビールの注文が多く、払底。急遽子供が買いに行く。 前菜:キュウリ・トマトのサラダ、チーズ、薄切りのナン、チーズ・魚肉ソーセージ?、揚げ餃子、ナス・ピーマン・キュウリ・トマト・パクチー和えサラダ メイン:ポトフ(ジャガイモ、ニンジン、肉団子入り)、ブドウの葉にライス・パプリカ・ひき肉を包んで煮込んだもの(中東でもよく見かける) デザート:ブドウ、ケーキ スペシャル:お粥(お腹の調子が悪い人用に特別に作ってくれた。サービスで肉団子が入っている以外はお粥に見えた) (写真)アミール・ティムール廟 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.28 23:22:31
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