アラビア書道とその周辺

毎日16:00、17:00、18:00、19:00に行われるホレズム民俗ショー。
家族総出で民俗ショーを行います。

ヒヴァの観光は日中の日差しの強いなか歩くところが多く、ツアー客はかなり疲れています。
一通り遺跡類を見た後の自由時間では、どこか座るところはないかと皆探します。すると、タイミングを見はかるかのように、現地ガイドから16:00に民俗ショーが始まるとの話があります。
場所はアラクリ・ハン・メドレセの中庭。US$５を払うと、ビスケットとナッツとお茶が出ます。

お母さんと娘さんが民謡担当、お父さんと上のお兄さんが楽器もしくは踊り担当、最年少の子供が踊り担当になっています。
特に複雑な動きをするわけではなく、何となくコミカルで楽しい踊りを何曲か繰り広げます。
おきまりの、観光客を巻き込んでの踊りもあります。それまでムスッと見ていたドイツ人観光客が意外にノリノリで踊りまくっていたのは小さな驚きでした。

メインは最年少の子供で、最近日本のTVのCMによくでる「消臭力」と叫んでいる少年に何となく似ています。初めから終わりまで良く動き回ります。サービス精神も旺盛でショーが終わった後でも面白い三輪車に乗って観客の前に出て手を振ったり愛想を振り巻いています。
彼は、将来当然この民俗ショーを背負って立つ立場になると思いますが、ヒヴァを出てメジャーになるかどうかは彼次第でしょう。


上から
家族民謡舞踊団？
最年少のこまっしゃくれた子供
急に乗りまくるドイツ人観光客