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アラビア書道とその周辺

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2011.10.07
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カテゴリ:旨いもの
神戸の元町から三ノ宮までは三ノ宮センター街という商店街でつながっていますが、その地下三宮センタープラザになかなか怪しい雰囲気の食堂街があり、カレー専門店、ラーメン店、喫茶店、洋食屋などがずらっと並んでいます。
ただ、それぞれの店が何か一家言をもってそうで、ちょっと一見さんには入りづらいオーラも発していましたが、一方何か旨そうなものを食べさしてくれそうな光線も発していました。

その中に、長田本庄軒と大きなのれんをかけた、良く言えばオープンキッチン、フツーに言えば、大きな屋台の店で、おばさんが勢いよく焼そばを大きな鉄板の上で焼いており、あたり一面にソースの香りを放っています。
その大きな鉄板の周りに椅子が並べられ、お客がその鉄板の端っこで自分の焼きそばを食べています。

まずは、券売機で、無難なところで一番安い「ぼっかけ焼そば500円」注文しました。すると、辛さはどうするのかと聞かれました。辛さはドロソースの加える量で変わるようで、2から5倍まであります(値段は同じです)。良く分からないのでちょっと辛めの3倍を注文しました。
なお、ぼっかけとは牛スジを甘辛く煮たもので、カレー、うどんやお好み焼きに入れたりと、関西ではB級メニューの定番食材です。

見ていると麺は全て茹でたてを使用しており、大きなカゴですくい取った焼きそばを、普通盛りは300g、大盛りは400gずつ、きっちり計って、小分けし鉄板の上に置きます。
そして、注文票を見ながら、ひとかたまりずつ、キャベツを加え、脇に置いてあった牛すじをお玉で加え、さらにドロソースを混ぜて、大きなヘラを使って良く焼きます。最後にネギをぱらっとふりかけて終わりです。なかなかの重労働ですがおばさんの手際は軽やかです。

出来上がったら、柄の長い鉄製のちりとりのような道具に焼きそばを入れた後、客先の前に押し出します。
目の前には青のり、一味、マヨネーズ、どろソース、普通のソースの瓶やチューブが置いてありますので、適当に掛けます。

鉄板の端っこに載せられた焼きそばは、ずっと熱々のうえ、もちっとした食感で濃厚なソースが効いてかなり美味です。十分おかずにもなります。ネギ増し、お好み焼き風のものもあり、テイクアウトも可能です。

まだ夕食には少し早い時間だったにもかかわらず、少し行列ができていました。
ここは食堂街と言っても、他にマッサージ屋、中古CDショップ、熱帯魚屋なども混在しており、異空間になっています。ちょっと時間をつぶすには面白いところです。





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最終更新日  2011.10.10 20:14:24
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