|
カテゴリ:旅
サマルカンドのレギスタン広場の一角にあった土産物屋の前にいたおじさん。
書道の生徒さんの一人が教えてくれたのですが、アラビア書道でお名前を書きますという看板をだしていました。 スルス、ディーワーニ、ナスヒー書体で書きますとありました。 私がアラビア書道をしていると話すと、おじさんは上機嫌になり、それなら名前を書いてあげようと言って、絵はがきの裏に私の名前を書いてくれました。 書体はジャリーディーワーニ風ですが、何書体か特定しにくく、自分でデザインしたものだと思います。 25年前からアラビア書道をやっている、とおじさんはかなりきれいなアラビア語で話してくれたので、もともとはメドレセ(神学校)で勉強したのではないかと思います。 ウズベキスタン産の葦を使い、かなり滑りの悪い絵はがきに名前を書いてくれましたので、「いくら?」と尋ねるとお金はいらないと言います。 申し訳ないので、脇に積んであった葦のペンを2本ほど1000スムで購入しました。するとおじさんはうち一本をナイフで器用に削って使えるようにしてくれました。 一日に何人の観光客が名前を書いて欲しいというのか分かりませんが、このような商売をしている人がウズベキスタンにもいるという事実に少し驚きました。 おじさんと彼が書いてくれたお名前 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.11 00:03:57
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事
|