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アラビア書道とその周辺

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2011.11.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
名古屋大学に行ったついでにリニア・鉄道館にも行ってきました。
今年3月にオープンしたばかりの鉄道博物館です。連日大入り満員という報道でしたが、さすがに平日の午後なら大丈夫だろうと思い向かいました。

JR名古屋駅の新幹線の脇から「あおなみ線」という線が出ており、この終点”金城ふ頭”という駅の近くにその博物館はあります。

まず入るといきなり入口に三両の車両が見えます。
蒸気機関車の名機C62、高速試験用新幹線300X、リニアモーターカーMLX01-1です。

建物は全体的に暗めの照明ですが、列車にはスポットライトがあたっており、いかにも写真を撮ってくれと言わんばかりに美しくショーアップされています。

この3両で少しテンションが上がります。

そして更にその奥には、新幹線の300系、100系、そして初代の0系、またモハ52、モハ1電車など歴史的な車両が美しくずらりと並んでいます。また少しテンションが上がります。

テンションが最高潮に達したのが、EF58電気機関車です。
戦後の日本で初めての量産型の電気機関車で、特急つばめなど優等列車を牽引、さらにはお召し列車も牽引したことがある、優秀な電気機関車です。
この電気機関車が主に製造されたのは1952年から1958年で、ちょうど私が生まれたころにあたります。この電気機関車は1970年ごろまで現役で走っていたので、私の青春時代にかぶります。この電気機関車が牽引した列車に何度も乗った記憶があります。今見てもその流線型は美しいです。

その他、ディーゼル特急列車用のキハ181、キハ82など鉄道全盛時代に非電化区間を高速で走ったディーゼルカーに久しぶりに目にして、テンションは高いままでした。
大阪から青森まで日本海側1,000キロ以上を「白鳥」という名前の特急列車が走っていたのですが、それがこのキハ82でした。優美な姿の列車で子供のころ乗りたかった列車のベストワンでしたが、青森に行く用事もなく、乗らないうちに電車特急に置き換わってしまいました。

車両以外には、鉄道ジオラマも見所で一日に何回か模型の列車が走り回ります。
ジオラマは名古屋、東京、大阪の風景が別々に精巧に作られ、鉄道(模型)ファン垂涎の光景が展開されます。これの数分の一のサイズでよいので家に置いておきたいと思った人は私一人ではないはず。
人間も一人一人小さく作られており、甲子園球場には液晶ボードまで付いているという懲りようです。多分1時間でも2時間でも見ていて飽きないでしょうが、それでは人が動かないで困るためか、30分ぐらいで列車は止まります。

16:00過ぎに現地に到着して閉館17:30のギリギリまで見ていました。
一時間ぐらいで見終わるかなと思っていましたが、それでは不十分でした。
デリカステーションで弁当なども食べて見たかったのですが時間切れで、慌ててミュージアムショップに飛び込み、クリアファイルを慌ただしく購入しました。

平日の午後なのに結構人が入っていました。もちろん筋金入りの鉄ちゃんも多かったようですが(会話の濃さで分かります)、普通にデートコースとして来ていたカップルもいました。最近増加しているという鉄子は余り見あたらず、子供連れの若いお母さんがいました。隠れ鉄子かも知れません。

展示の仕方や説明などよく分かるようになっていました。キッズコーナーなどもありますが、対象はある程度年齢のいったおじさんと鉄道ファンかなと思います。また、子供をダシに来ていたお父さんがいたかも知れません。

埼玉にも鉄道博物館がありますが、リニア・鉄道館の方は新幹線およびリニアに少し重点をおいているようです。

リニアによって東京-大阪間が1時間に短縮されると聞いていますが、いまさら1時間になっても、しかもあと34年ぐらいかかるしと、あまり用はないと思っていましたが、展示施設などで日本が新幹線にかけてきた情熱は並々ならぬものが感じられ、リニアの開通式が見れれば良いかなと少し思うようになりました。

楽しい博物館でした。ただ、あおなみ線は、使っている方には申し訳ありませんが、運賃が高い割に、ちんたらと時間がかかり、車窓も余り魅力がなく、鉄道好きの人にとっては味気のない路線です。

上から、リニアモーターカー、EF58形電気機関車、キハ82系気動車





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最終更新日  2011.11.13 10:43:40
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