アラビア書道とその周辺

今日は祝日かつ大雪でしたが、横浜翠風荘でのお稽古がいつも通りありました。

往きは多少小降りだった雪がだんだん強くなり、お稽古が終わる時間には横殴りとなり、かなり積もっていました。

お稽古は15分ほど早めに切り上げたのですが、バスがなかなかやって来ません。
翠風荘は横浜市内にあるものの陸の孤島のようなところで、周りは閑静な住宅街ですが、交通手段はバスしかありません。しかも祝日は１時間に一本しかありません。最寄り駅まで20分ほどかかります。その唯一の足のバスがやって来ません。

神奈中バスに電話をしても全くつながらず、同社のインターネットで運行状況のページに繋ごうとしてもつながらずで、いつ頃バスが来るのか全く読めません。

小一時間ほど待って来そうにないので、いつもとは違う別ルートのバスで帰ることにします。このバス停までは少し歩かなくてはなりませんが、幹線道路沿いにあるので、おそらく動いていると判断。

途中、余り人が通らない道を通るため、バス停まではかなり雪が積もったままになっています。長めの階段があるところなどかなり歩きにくい。バス停に近づくと、この幹線道路も片側は車が数珠つなぎ、もう一方はガラガラで車がほとんど走っていない状態。いやな予感がし、翠風荘まで戻ろうかなと一瞬思いましたが、ダメ元と思い、バス停で5分ぐらい待ったところ、ノロノロと雪だらけのバスが運良く到着。


（翠風荘付近。一方の車線が数珠つなぎなのにもう一方はガラガラ）

一安心と思ったところ、バスは「雪のため途中までで打ち切ります、神奈中バスは全線運行ストップとなります。」とアナウンスがあり、何もない本郷車庫というバス停で乗客は全員降ろされました。

ここで待っていてもいつバスが再開するか分からず、バス停の周りには暖をとるようなところもなく、凍死する恐れがあったので、最寄りのJRの駅まで歩くことを決行。

バスでいつも通っている道ですので道順は覚えていましたが、実際に歩くのは初めてです。

急な坂があり、多くの車がスリップしています。車道と歩道の区別もないほど雪が積もり、湿った雪でぐちゃぐちゃになった道路を40分ほど歩きました。10回ほど滑りそうになったものの、一度も転倒せず、体勢を立て直し、やっと港南台駅に到着。

全体的に電車はかなり遅れていたものの、幸いすぐやって来て、大船駅に到着。
ところが今度は東海道線、横須賀線も全てストップ中とアナウンス。

まあ、ここまで来たら何とかなると思い、大船駅で一旦下車し、昼食をゆっくりととり、再び戻って来るとまだ同じ電車が停まっている状態。駅ごとに電車が待機しているとのこと。
それでもしばらく待つと少しずつ電車は動きだし、いつもなら翠風荘から1時間もかからないところ３時間ほどかかり家に到着。


（大船駅前の中華料理屋『千馬』の日替わり定食。油淋鶏がメイン。鶏肉がジューシーでボリュームもあり満足しました。）

こんな悪天でも翠風荘のお稽古には11名中、9人が来られていました。お休みされた2人も体調不良のためで、天気が悪いから来ないというような軟弱な方はいらっしゃいませんでした。