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カテゴリ:催し物
池袋の古代オリエント博物館で開催中の”ペルシア書道のいざない”に行ってきました。
特別展示の書道コーナーには二十数点の作品が飾られていました。今年は16世紀の能書家ミール・エマードのトリビュート作品、早く言えば彼の作品を賞賛し真似て書いたものが数点展示されていました。 作品の多くはナスタリーク書体が多いのですが、少しくずした独特のシェケスタ書体や、アラビア書道と同様のクーフィ書体、ナスヒー書体の作品も少しありました。 彩色されているものも多く、文字デザインでアルファベット単体、または単語を繰り返して書いて配置した面白い作品もあり、なかなかバリエーションに富んでいました。 また、作品には一つ一つ解説が入っており、わかりやすくなっています。 たまたま、主催者の角田先生が一人で作業されていたので、少しお話ししました。 苦労されたのは日本語訳とのこと。 ミール氏の作品には、余り有名でない作家の詩も使われていたり、オスマン・トルコ語で書かれたものがあったり、文字には関係ない装飾点が付けられていて文字の判読が難しいものなどがあったためとのこと。 このオリエント博物館では月に2回、ペルシア書道の講座があり、現在20名ほどの方が受講されています。初級クラスと中・上級クラスに別れており、長い方は10年近くになるとのこと。 この特別展は2月3日(日)まで。 1月27日(日)と2月24日(日)の13:30~15:30には体験教室が開催されます(事前申込み制で詳しくは電話またはホームページで)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.23 13:24:50
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