アラビア書道とその周辺

1965年のおとぎ話です。

ある島で訓練する12歳のボーイスカウト所属の男の子と同じ島に住むお金持ちの女の子が駆け落ちしました。男の子はボースカウトでいじめられていたようでした。女の子は裕福な家でしたが、家族からは疎まれていたようでした。

二人は島の海岸の誰も知らない場所で野宿をします。キスをしたり、泳いだりして楽しい時間を過ごしました。でも一日で捕まってしまいます。

女の子は家に戻されます。
一方、男の子は両親がいないため、里親のところに返されそうになりますが、里親が引き取りを拒否したため、少年院に連れてゆかれそうになります。少年院の係官が飛行機で彼を連れにくる間、彼は島の警察官のところに一時的に預かられます。

そこにボースカウトの元仲間たちが協力し、男の子と女の子を連れだし、別の島に逃がします。警官、女の子の両親、少年院の係官、ボーイスカウトの大人たちが二人に迫ります。そこにハリケーンも加わり．．．

全編に1960年代の音楽が流れます。テンポは決して早くないのですが、何かオーケストラの演奏を見ているようです。一つ一つの楽器演奏が始まり、だんだんその数が増えてきて、最後に大合奏するというような構成になっています。

肩の張らない、何となくほっとするような映画でした。

金がかかってなさそうな映画ですが、一番金がかかっているのは警官役のブルース・ウィルスのギャラではないかなと思います。

最近は映画券ではなくこのようなムビチケと呼ばれるカードになっていて、自分で映画館の端末を操作して座席予約する必要がある。結構邪魔くさい。