アラビア書道とその周辺

アラブチャリティーバザーに行ってきました。

朝11時開始時間頃にアークヒルズに行くと50メートルぐらいの長蛇の列ができており、入場に時間がかかるかなと思いましたが、前売り券を持っていた人は割にスムーズに入れました。
入り口で黄色の紙バンドを渡してくれて、これを手首に巻いておけば、会場に出入り自由のようです。
会場はいきなり大混雑で各国のブースは民芸品を買う人でデパートのバーゲン状態でした。

書道コーナーは会場の入り口付近にデスク３つと割とゆったりと場所を構えており、書道生徒さん3名とクウェート大使館から2人の方が受付をされていました。

ここではいつものように来られた方の名前もしくは名字をB5またはA4のデザイン用紙に書いてチャリティーに当てるという作業を行います。

書道の生徒さんも受付の方も黒や赤のアバヤを貸してもらってかなり目立っていたのでかなり被写体になっていました。



ところが、開場とともにいきなり大勢の方が列をなして、大量のオーダーが入ったため、3名とも大忙しで、机の上には十数枚のお名前の書かれたデザイン紙が乾燥のため置かれていました。
この状態は昼過ぎまで続き、1時半ごろ来場者が食事をし始めたころ、少し楽になったようでした。



ところがまた3時過ぎには大量の注文が入り、大忙しが始まりました。
当日は天気は薄曇りで、それほど寒くはなかったのですが、風がかなり強く、何度か紙が飛ばされることもありました。

会場にはアラビア書道の生徒さん、大学の後輩、アラビア語塾の方など大勢の方が来られ、ており、思いがけない人にお会いできました。
また、要人も来られていました。
開場前には安倍総理夫人も来られたそうです。また、野田前首相夫人も来られていましたが、開場後にもかかわらず、ほとんど誰も気がついていないようでした。

なお、今年はアルジェリア、シリア、サウジアラビアが出店していませんでした。アルジェリアとシリアは事情は分かりますが、サウジアラビアが出店しなかったのはちょっと理由がありそうです。

今年は会場内での催し物が少なく、男性のアラブ音楽グループがレクなどの打楽器を打ち鳴らし、盛り上げているだけで、いつも行われるベリーダンスもありませんでした。



最終的には156名の方がお名前書きに来られました。生徒さん一人当たり52名の名前を書いた勘定になります。バザーは11時から17時までの6時間でしたので、約7分に一枚書いていたことになります。ご苦労さまでした。