アラビア書道とその周辺

新宿野村ビルにハシヤを発見し入店。

昔々まだ独身の頃、会社の寮が小田急線の祖師谷大蔵にありました。
小田急線に乗り、代々木八幡駅で下車し、歩いて東京メトロ千代田線の代々木公園駅まで行き、大手町方面に行っていました。

現在は千代田線が小田急線代々木上原駅につながっているのですが、当時は代々木八幡駅が乗り換え駅で、代々木公園駅までは少し離れていました。

乗り換える途中にあったのが、このハシヤというスパゲティ専門店で、会社の帰りにしばしば寄っていました。

当時、和テーストのスパゲティは珍しく、この店で初めて、”あさりシメジスパゲティ”を食べて感激し、その後何度も通いました。

ところが、代々木上原駅に千代田線が乗り入れ、代々木八幡駅に降りる機会が無くなったため、だんだんと通うことが少なくなりました。

結婚した後、一時、小田急線の千歳船橋駅近くに住んでいた時、ハシヤの支店があったのでたまに寄っていましたが、横浜の方に引っ越した後は寄ることがなくなりました。

それが、知らない間に新宿野村ビルの地下に移っていてびっくりしました。お店のカードを見るとまだ代々木八幡には本店があるようです。

今回、以前にも良く食べたアサリシメジを注文。

タイマーが鳴ったら、大きなザルで麺を釜からすくい上げて素早く具材を混ぜてゆきます。この作業は昔と変わりません。
ここのあさりは貝殻が入っていないので食べやすいのです。シメジも大振りのものがドンと豪快に入っていてます。
生姜味が少し効いていますが、アサリのうまみとシメジが合って、美味です。全く昔と変わりません。

他のスパゲティ専門店に比べお値段は少し高めで、1,300円ほどします。
メニューも、タラコを使ったもの、納豆入りのものなど現在ではどの店でも良く見かけるものが多いですが、当時はほとんど”あさりシメジ”しか注文していませんでした。

懐かしくもあり、これも当時と同じで思わず大盛りを注文してしまいましたが、105円アップするだけでした。