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カテゴリ:旅
今日はホテルの近くのデイラ地区、そして対岸のパールドバイ地区の名所、最後にブルジュ・ハリーファに登ります。
クリーク沿いに約10分ほど歩くと、スパイススークが現れました。たまたまその近くにいたインド人店員に捕まり、いろいろ香料について教えてもらいました。乳香を固めた石のようならしい香料が変わっていました。 スパイススークの近くに、幾つかミュージアムがあります。 ドバイ議会博物館、アル・アハマディア・スクール、ヘリテージ・ハウス。いずれも無料で、中はエアコンが良く効いていて見やすいです。 特にアハマディアスクールはいわゆるマドラサ(私塾)でムタワ(今では宗教警察)が昔、家庭教師のようにして勉強を教えていた様子がちょっとリアルな作りの蝋人形を使って展示されています。また当時使われていたらしい金属製のペンも展示されていました。 写真を撮っても構わないようです。また無料のガイダンスは英語ですが、付けることができます。 一通り見終わった後、そこからサブハ船着場まで歩きました。 小型の渡し船が定員の20人になると、次々に発車するシステムで、対岸のパール・ドバイまで1ディルハムです。 水面までは結構ギリギリなので遅いのに少しスリルがあります。 対岸のパールドバイの船着場から少し歩いたところにあるドバイ博物館に入ります。 中庭に大きな船の模型が置いてあり、目印になります。 珍しく、ドバイ博物館は3ディルハムの有料です。ただしそれなりに展示物も多く、お金がかかっています。 一階は普通の簡単な展示物ですが、地下に入ると過去から今までのドバイの庶民の様子を蝋人形を駆使して展示されています。 ここは観光地らしく、多くの中国人やアラブ人観光客が来て回っていました。 エアコンが効いているため、涼しいのでちょうど良かったですが、ちょっと照明が暗めです。 出口にはスーベニアショップがありましたが、買いたいというほどのものはありませんでした。 そこから歩いて5分ほどのところにバスタキア地区といって昔のドバイの町並みをそのまま再現した景観地区があります。 入り込むと迷路のような細い道がつながっています。 中にはスーベニアショップやレストランが多くありました。その中に「お名前を書きます」と言う看板を出した店があったので即入店。 インド人のおじさんが1人で座って、アラビア文字を書いていました。暇そうだったので、いろいろ話を聞くことがでしました。 彼はアラビア書道をインドのムンバイで習い、ドバイでは自分オリジナルの書体で人の名前や商品デザインなどを手掛けている。アラビア書道では食えないので、お客様の要望に応えて、英語やヒンズー語のカリグラフィーも書く。 店の中には伝統的な書体のものから、自分の生み出した書体まで色々なサンプルが掲げてありました。 名前を書いてもらうと彼独特の、ディーワーニー風の書体で書いてくれました。1枚50ディルハム。結構いい値段です。日本人観光客も多いと。 インクはイギリス製のものを、またペンはドイツ製の金属製のものを使っている。このドイツ製はアラビア書道用とのことで、ドバイでは手に入らないと。ただ、メーカーははっきりしない。 紙は白のアート紙を使用。色何種類かのインクを使い、カラフルなデザインに仕上げます。客は長く待っていられないのでなるべく早く描けるように生み出した独自書体でさっと書く。すぐに乾くようにドライヤーを装備。 最後に、当方もアラビア書道を日本で教えているというと、書道家は全て友人だと言って喜んで握手を求めてきました。 景観地区の中にラクダのハンバーグを食べさせるレストランがあると、ガイドブックに書かれていたたので昼食はここにしようと決めていました。立ち食い店かと思ったら普通のレストランで入り口にラクダの看板が出ていてすぐ判明。 メニューを見せてもらうと確かにラクダ肉を挟んだハンバーガーやビリヤニのたくさん揃っていました。 ハンバーガは大体35ディルハムから60ディルハム位でした。ラクダ肉を使ったビリヤードの方のセットを注文。 50ディルハムと少し値段高めです。飲み物はダイエットコカコーラを頼みました。締めて57ディルハム(1710円)でした。 ビリヤニは量は多いと思ったものの、軽いインド米と辛めの味付けだったため、一気に食べてしまいました。ラクダ肉はシチューのような感じに少し濃いめに味付けされており、柔らかく、羊のような匂いもほとんどありません。どちらかというと鯨の缶詰の大和煮のような味。白飯でもおかずになりそう。牛肉だと言われても分からなかったかもしれません。 12時過ぎというのにほとんど客は1組だけアラブ人のカップルがいただけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.02 18:26:53
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