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カテゴリ:旅
今日はシャルジャのアラビア書道教室に行きます。
朝7時にホテルからタクシーに乗りシャルジャに向かいます。事前にちょっとわかりにくい場所と聞いており、少し不安。 途中、地理の知らないタクシーを2台乗り継ぎ、無事 、40分ほどでシャルジャ・アラビア書道及び装飾芸術センター(Sharjah Centre for The Art of Arabic calligraphy &Ornamentations)に到着。 8時過ぎに書道担当のファルーク先生がやってきました。 シリア人で12年滞在。現在生徒は朝昼合わせ90人ぐらい。授業は月曜日から木曜日まで毎日8:00〜11:00と16:00〜19:00のそれぞれ3時間ずつ。2ヶ月が一学期となって、200ディルハム(6000円)と格安。書道の先生はもう一人おり、その方はテズヒーブ(装飾)も教えています。 8時半ごろになると生徒さんたちも続々と集まり始めます。 新しい期に入るため、新しく入る生徒さんも何人かいます。 なぜかIttihadという現地の新聞記者もやってきて、ファルーク先生や当方に色々インタビューを始め、慌ただしくなってきました。 日本人の生徒さんは6名ほど。他にUAE、シリア、フィリピンの女性もいました。この日は全員で20名弱の生徒さんがいました。 縦長の教室に小学校のような机が20脚ほど並べられています。 各人の進捗状況はジャリーディワーニのデザインをしている人からルクアの点を書いている人までバラバラ。 授業の進め方は、まず先生が書いたものを 真似て書き、それを訂正 してもらい再度書くを繰り返し、OKがでれば次の段階に進みます。 ファルーク先生と生徒さん 初心者はルクアの点から始めますが、教科書的なものはありません。 上級者はカリグラフィーのテキストからコピーしたものを使っているようです。 紙はセンター支給の比較的ツルツルした紙を綴じたノートに硬筆製のペンで書きます。ルクアなら書けますが、他の書体は文字の箇所により、引っかかり気味になり、ちょっと書きにくいです。 先生の説明はアラビア語と片言の英語なので、日本人生徒さんはかなり大変。 作品展は年に何回かあるものの、作品は協会の所有になってしまうとのことで、センター内の小部屋に歴代の生徒さんのものといっしょに置いてありました。時々イベントに使用されるとのこと。 午前のお稽古を終え、ドバイ在住の2人の生徒さんと一緒に近くのシャルジャ・イスラム文明博物館を見ることに。入場料は5ディルハム。 中は非常に広いのですが、中の展示物は写真が多く、非常にシンプルな構成。ただ、ミュージアムショップでは最近行ったトルコの書道展の作品集があったので購入。 シャルジャには幾つか博物館があり、カリグラフィーの展示も時々あるようですが、今の時期は改装中や展示替え中のものが多く、ここしか訪問できず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.08 00:44:25
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