アラビア書道とその周辺

毎年恒例となりました第23回西アジア細密画展が開催されます。
15日（金）にはギャラリーコンサートが開催され、アラブ音楽も聞くことができます（アラブ音楽が開演中は人が多く、入場できないこともあります）。

１．日時：11月12日（火）～11月17日（日）
　　11:00～18:00(但し、最終日は16:30）
　　
２．場所：井之頭画廊（〒180-0003武蔵野市吉祥寺南町１－４－１井の頭ビル３F)　TEL;0422-48-1680

３．アクセス；JRもしくは京王井の頭線吉祥寺駅すぐ（いずみ書店３F)

４．ギャラリーコンサート：
　　11月15日（金）　14:00～　
　　（演奏者：ウード　常味裕司さん、レク　和田啓さん）

５．主催：西アジア細密画の会

細密画は根気のいる作業で、面相筆のような細い筆で丹念に色を塗り重ねて行きますので、小さな作品を作るのにもかなり時間がかかります。

イラン細密画を忠実に踏襲した細密画は微妙な色やグラデーションを多用しており、日本人の気質に合っているためか、人気があります。お稽古をされている方も増えてきているようです。
頂いたハガキを見ると、細密画教室は恵比寿で3ヶ所、葛飾で一ヶ所開催されているようです。アラビア書道の生徒さんの中にも細密画のお稽古をされている方がいらっしゃいます。

トルコ細密画では自然物を抽象化した模様が描かれることが多く、アラビア書道の背景に取り入れられることが多いのですが、こちらの細密画は人物や動物とともに描かれることが多いです。ルバイヤートなどのイランの詩句と一緒に描かれることもあり、字よりも絵画の方が主になっています。

過去の作品展では日本の題材を取り入れた作品も見られました。今年はどんな作品が見られるか楽しみです。