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カテゴリ:旅
今日は忙しい。
マラッカツアーに行った後、そのまま空港直行というハードスケジュール。 朝8:00に全員ホテルに集まり、参加者8人とガイドを一台の車で一路マラッカへ出発。 ガイドは日本語が流暢なマレー人のお母さん。ずっとしゃべり続けている。 なぜか割礼についてはやたら詳細に話し、必ず夫婦円満になる。だからイスラム教は優れていると畳みかける。早朝起きでかなり眠たさそうな生徒さんも少し引き気味で聞いている。 1時間半ほど走ったところのサービスエリアでトイレ休憩。 レストランや売店が入ったこぢんまりした建物。外の売店ではいろいろな果物を売っている。乾期なので少し種類が少ないが、マンゴスチン一株10リンギット(330円)で20個ぐらい付いている。皆で賞味。結構甘い。ドリアンもあったが余り皆食べたそうになかったのであきらめる。ランプータンもシーズンらしく、10リンギット。ランプータンのちょっと高級品で毛が短い品種も並んでいる。 マラッカには10時過ぎに入る。非常に暑い。 まず、オランダ広場で下車。 ここにはサイクルリキシャがずらりと並び客を待っている。中国語の歌謡曲を流したり、怪しげなキティちゃん人形を先頭に貼り付けたりと、派手なデコトラばりに飾りまくっている。 すぐ脇の赤煉瓦のムラカ・キリスト教会に入る。 そこから坂を上がるとポルトガル支配下に建てられたセント・ポール教会跡がある。ザビエルの遺骨が一時安置されていた。丘からは海も見える。 次にマラッカ・スルタン・パレスに行く。マレー王統記に書かれていた記述をもとに復元された木造建築。靴を脱いで入る。中はマラッカ文化博物館になっており、マネキンが当時のスルタンの謁見の様子が展示されている。ここは入場料RM2かかるがエアコンが入っているので涼しい。 その入場券売り場に、飲み物の自動販売機が置いてある。日本以外で自動販売機を見ることは非常に珍しい。飲み物は安く1~2リンギットぐらい。 その後、ハードロックカフェで一休みした後、チャイナタウンへ。 ランチはプラナカン(僑生餐館)というショップハウスを改装したレストランで昼食。当時の建物の雰囲気がそのまま残る。中華とマレー料理が融合したニョニャ料理を食す。中華料理のようだが、スパイスの使い方やココナツミルクを使ったりとちょっと中華とは異なる。海老とパイナップルのカレーやイカの天ぷらなどはなかなか美味しい。ここには日本人観光客の団体ツアーも多く、昼食時でもあり、すぐ満席。 その後、ビラ・セントーサと呼ばれる地区へ。マラッカ20世紀初頭に建てられた家をプライベートミュージアムとして見せてくれる。今でも人が住んでいる。JALのカレンダーにもなったこの家は正に日本の昭和の雰囲気がぷんぷんしている。ブラウン管テレビ、足踏みミシン、タイプライター、炭入れアイロンなどが所狭しと並べられている。 早朝から狭い2時間以上乗った後、炎天下を歩いたこともあり、皆かなりグロッキー気味。 このまま空港に直行する生徒さんもいるので早めにマラッカを出発。 早い便に乗る生徒さん3人を一旦空港で降ろし、残りの生徒さんはKL市内に戻りホテルで荷物をピックアップすることに。 ところが大渋滞にはまり、車は2時間かかってもホテルに戻れない。 運転手が迂回路を使い何とかホテル近くまで来るも、あと100メートルで全く動かない。 しびれを切らし全員下車し、ホテルまで走る。 ホテルから車を使うと空港までどれくらい時間がかかるか読めないので、電車を使うことに。 ホテルからスーツケースを転がしながら、最寄りの電車駅ダンワンギまで急ぐ。汗だくになりながら、重いスーツケースを引っ張り、階段を上がったり、凸凹道を急ぎ、混雑する電車に乗り込む。 更にKLセントラル駅で下車し、ここからはKLIAエキスプレスに乗り換える。特急電車はKLIAの地下までノンストップ約30分と早い。 ガラガラの特急電車は予定通りKLIA駅に到着。 全員悠々とフライトの2時間前までに到着できた。 ツアーの最後はバタバタになり、かなり冷や冷やしたが、とにかく何とか全員無事空港まで連れてくることができた。これで今回のアラビア書道KL特別ツアーは終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.23 00:09:40
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