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カテゴリ:催し物
夕方7時ごろからクウェートで一番大きいショッピングモールで書道、マーブリングの実演と展示があると事務局からもらった小冊子にあったので行きます。
事務局の車の運転手は若いあんちゃんでしたが、片手運転で、スマホをいじりながら、時速130キロ以上で飛ばすので冷や冷や。市街から少し離れているようで、30分ぐらいかかって巨大ショッピングモール「The Avenues」に近づきましたが、駐車スペースがなかなか見当たらず20分近くウロウロしてやっと地下に駐車。 会場はショッピングモールの一番端っこの突き当たりにあり、小ぢんまりと5台ほどの机と作品展示スペースがありました。 書道デモンストレーションは、マレーシア、アメリカ、クウェート、イランの4人が来場者の名前などを書いていました。またトルコのエブル(マーブリング)が一人、トルクメニスタンの織物の女性も来ていました。 はじめは少なかった見物客も次第に増え、皆さん忙しくなりました。 しばらく、見学した後、本田先生と当方は晩めしを食べに。幸い同じ通りにレストランが数件ならんでおり、そのなかから日本レストラン「勝や」を選び入店。 日本料理店ではあるもののBGMにラップが流れたり、黒を基調にした店作りといい、雰囲気がちょっと違うのでウエイターに聞いたところ、ハリウッドが本店の日本レストランとのこと。オーナーは日本人ですが、従業員には日本人は居ません。 メニューには、刺身、寿司、天ぷら、ラーメン、炉端焼きと一通りの日本食が揃っていましたが、連日のアラブ飯でだいぶ胃が弱っていたので、ラーメンに。醤油と味噌を一つずつと小豆のデザートを、やたら早口の黒人ウエイターに注文。 えらく洒落た器に入ったラーメンで。醤油の方はあっさりした鶏ガラスープのようですが、悪くありません。ただ、麺はかなり柔らかめ。量も適量。味噌のほうは黒ゴマで真っ黒のスープでしたが、これも油っこくなく美味い。まあ、連日のアラブ飯でだいぶ舌が麻痺しているのかもしれませんが。 (味噌ラーメン。黒胡麻ペーストが入っている) 値段は高く、味噌ラーメンのほうが少し安くて5.95KD(約2200円)、醤油が6.95KD(2600円)。更にデザートは小豆アイスがシューアイスに入っているシンプルもので何か変わったものが出るのを期待していたが肩すかし。 概してクウェートのレストランは高めで、だいたい日本並でしたが、ここは結構強気です。それでもポツリポツリと客が入って来ます。 8時を過ぎるとますます人通りが増え、ますます名前の通りアベニュー化してきました。 完全に顔を隠している女性は1割にも満たない感じで、ほとんどの若い女性が顔を出して歩いているので観察します。 総じて化粧が非常に濃い。ファンデーションは厚く塗り、アイラインは濃く、眉を完全に剃ってはっきりと太く描いています。口紅も濃い赤を使っています。まるで一昔前のオードリー・ヘップバーン。 就業者の45%が公務員で昼過ぎには仕事が終わるので、午後は家族サービスかも知れませんが、家族連れが非常に多いです。 ブランド通りもあり、ルイビトン、シャネル、プラダ、セリーヌなどの店がずらりと並んでいたり、無印良品の店があったりと、昨日行ったシャルクマーケットに比べレベルの高い店が多い。 (ディオール。アラビア文字のデザインがなかなか良い感じ) デモンストレーションの締めには、イラクの書道家が大きなキャンバスに刷毛で書道を描くパフォーマンスを行いました。アラビア語で「私の祖国はどこ?」と数種類の絵の具で一気に描いて行きます。正統なアラビア書道の細い筆でゆっくりと字を書いていては地味過ぎて見物客が退屈してしまうので、この程度のパフォーマンスがちょうど良いかもしれません。 なかなか迎えの車が来ず、ホテルに戻ったのは10時を過ぎていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.02 12:14:36
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