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カテゴリ:アラビア書道
名古屋の中日新聞本社で子供記者による取材が有りました。
子供記者は小学校5〜6年の4人の女の子と2人の男の子から構成され、それに母親2人が同行。新聞社の2階会議室で朝10時30分から始まりました。 こちらからアラビア書道についての説明を行ったあと、腕章を付けた子供記者からいくつか質問を受け、その後、実際に体験してもらいました。 質問は「なぜアラビア書道の先生になったのですか?」とか「筆の種類は何種類ぐらいあるのですか?」というもので、それほど突飛なものはありませんでした。 書道体験はこちらで前もって聞いていたお名前のお手本を渡し、それを見て書いてもらったのですが、皆熱心に書いてくれました。全く初めてなのになかなか筋の良い子供もいました。 子供たちは始終皆緊張していた様子でした。 女の子の方からは比較的活発に質問が有りましたが、男の子の方は余りありませんでした。まあ、それぞれ別々の学校の生徒さんで当日会ったばかりでなのでお互いに見知らぬ同士ということで仕方ないかもしれません。 こちらが話している時には、皆一生懸命メモを取っていましたが、アラビア書道以前にイスラム教、ムハンマドという言葉が最後までピンと来ていないようでした。小学校ではまだ世界史を習っていないのでわかりにくかったかも知れません。 体験後、皆一緒にお弁当を食べたのですが、その時も黙々といった感じでしたので、こちらからどこか行きたい国はありますかと聞くと、イギリス、フランス、オーストラリア、ハワイという言葉が出て来ました。 食後に、大阪の阪急デパートで買ったエジプト産デーツを出してみたところ、少し反応があり、美味しそうに食べてくれました。 人の余りやらない分野でも一生懸命していれば最後にはプロになれますよという様なことを最後にお話しましたが、果たしてどこまで伝わっているのかちょっと不安です。 まあ、子供たちの立場から考えると、せっかくの夏休みの初日によく分からないアラビア書道インストラクターなんか取材させられてちょっと困惑気味だったかも知れません。 なかなか小学生の子供さんに話すのは難しいと実感しました。 なお、この取材の様子は中日新聞7月27日(日)版に掲載されるとのことで、どのようになっているか楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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