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カテゴリ:旅
子供の頃、何度か海水浴に連れて行ってもらった加太に50年ぶりに行くことに。 大阪難波から急行サザン号に乗り約一時間で和歌山市駅到着。 更に、和歌山市駅から2両編成のワンマンカーの加太線に乗り換え、20分くらいで加太駅に到着。 加太駅から歩いて20分くらいで、最大の観光スポット加太淡島神社に到着。 淡島神社はよくマスコミにも心霊スポット的な紹介のされ方をしていますが、行ってみると明るい普通の神社。入口付近には土産物屋兼食堂が数軒並びます。 短い境内の道を歩くとすぐ本堂が現れます。 その本堂の縁側にはびっしりと日本人形が同じ種類ごとに整理され纏めて並べられています。全ての人形が正面を向いています。 また、本堂の中には雛人形がずらりと並べられており、中には骨董品的価値がありそうなものも。 (縁側には市松人形、縁の下には花嫁人形がひっそりと) 奉納されているのは人形だけではありません。 北海道のお土産で売られているような鮭を咥えた熊の置物、焼き物の蛙の置物、狸の信楽焼、招き猫、象の置物、羽子板、更には鬼瓦までも、境内に所狭しと置かれています。 (招き猫もたくさん) (象もたくさん) 人形の奉納は現在も受け付けており、勝手に敷地に置いて行かない様にとか、ガラスケースなどは外して持参するようになどとと注意書きがしてあります。郵送は不可とも。 今見るだけでも、ほぼ敷地内は人形や置物で埋め尽くされているのでこれ以上どこに置くのかと思うほどです。 中には髪の毛が伸びる人形や、夜動く人形もあるというようなことが言われていますが、日中見る限りそんなおどろおどろしい雰囲気は全くありません。 ただ、薄暗い縁の下に大量に並べられている真っ白な衣装を着けた花嫁人形はちょっと不気味。 淡島神社はもともと婦人病や安産にご利益のある神社らしく、病気快癒や安産祈願の絵馬もあります。奥の薄暗いお堂には男性のシンボルを象ったものがずらりと並べられており壮観。更に女性の下着も奉納する様になっています。 淡島神社には、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おほなむじのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)を祀られています。ただし、淡島神の本体については諸説あるとのこと。 全国に多くある淡島神社や粟島神社の総本山でもあり、結構由緒ある神社です。 加太には海水浴場と淡島神社以外に友ケ島に渡る船が出ていたり、温泉も湧いているため、ホテルや民宿も何軒かあります。 漁港もあり、この付近は海藻類が豊富なので、魚介類の種類が豊富でワカメ、伊勢海老、アワビ、サザエなども穫れるとレストランの大将が言っていました。 神社前の食堂でも貝や干物を焼いて食べさせてくれるようになっていました。 淡島神社の帰りに昔行った海水浴場を見ました。健在でしたが、埋め立てされたため、半分ほどの大きさになっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.17 00:17:57
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