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カテゴリ:Kitsch (キッチュ)
アラビア書道の生徒さんがインド旅行から帰って来られ、お土産として面白い新聞を頂きました。モノクロ印刷の2ページの簡素な新聞です。
ウルドゥー語で書かれた日刊紙ですが、特筆すべきは多くの部分が手書きで書かれているということで(3面と2面の四分の一のみが活字印刷で残りは手書き)。 手書きの新聞は以前は結構ありましたが、活字ができ、更にコンピュータが現れてからは絶滅したと思っていました。 驚くことにこの新聞の価格がわずか75パイサ(1.5円!!!!)と超低価格。今年インドに旅行に行った際にも1ルピー以下の硬貨を見ることはほとんどありませんでした。 なぜ今でもわざわざ手書きで、そしてこんなに低価格で販売されているのかよくわかりませんが、チェンナイの低所得ムスリムコミュニティー向けの情報誌ではないかと想像します。 また、わざわざ手書きにしているのは貧しいムスリムに仕事を提供しているのでしょう。 新聞広告もそれほど多くは出ていないので、まず普通なら大赤字です。おそらく、イスラム関連の団体から援助が出ているのではないかと思われます。 生徒さんによるとインドのチェンナイ(旧マドラス)で購入し、実際にこの新聞社まで見学に行ったそうですが、それほど広くないところで二人が2時間ほどでこの手書き文を書いていたそうです。 インドでもさすがに手書き新聞は珍しいらしく、ちょっと話題になったそうです。 なかなか趣のある手書き日刊紙「The Musalman」一面(世界の政治がらみの記事が多いとのこと) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.14 11:04:06
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