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カテゴリ:旅
1月4日の遊行寺の初詣のあと、ついでに近くの白旗神社にも行ってきました。遊行寺から歩いて20分ぐらい、旧東海道の近くにありました。
この神社は関東を開拓した神様・寒川比古命を祀っていたのですが、1249年に源義経公を合せ祀ったということでかなり有名らしく、当日も本殿の前には結構長い列ができていました。 白旗神社がいつごろできたのかは定かではなく、鎌倉時代以前から、相模国(神奈川県あたり)にある寒川神社の神様・寒川比古命をお祀りしており、もともと同じ名前の寒川神社と呼ばれていたとのこと。 1189年4月30日源義経は平泉で自害し、その首は奥州から鎌倉に送られ、腰越の宿(鎌倉市)に到着すると、そこで義経かどうか確認(首実検)された。伝承では、弁慶の首も同時に送られ、夜の間に二つの首は、白旗川を上り、この地に辿り着いたといわれている。 このことが頼朝に伝えられると、白旗が源氏の旗であったことから、白旗明神としてこの神社に合祀するようにと指示。こうして義経を神様として祀ることとなったため、白旗神社と呼ばれるようになった。また、弁慶の首は白旗神社のそばに八王子社として祀られることになった。 だいたい日本の神社というのは大昔の神さまを祀ったものか、恨みを持って亡くなった有名人の鎮魂のために建てられたものが多く、正に頼朝が義経の霊を鎮めるために造った神社です。この神社には有名人の義経と弁慶が祀ってあるのでかなり強いパワースポットかも知れません。 実は、この白旗神社の近くには「義経の首洗い井戸」があります。流れ着いた義経の首を洗ったという伝説があり、同人神社のすぐ近くの交番の脇を入ったところのマンションの片隅にひっそりとあります。あれだけ神社のほうには多くの人が参っていたのに井戸の方には誰もいませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.06 21:17:47
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