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カテゴリ:旅
朝3時半にホテルに迎えが来て、いよいよボロブドゥールへ。同行はロンドンから来たという青年、それにインドネシア人中年夫婦。一時間ほどで丘の中腹に止まる。
辺りは観光客がいっぱい。 更に山道を15分ほど登った所から日の出とボロブドゥールを見ることに。満月なので天気は悪くなさそう。 東の空をみんなが見ており、高級そうなカメラの放列も。 少し東の空が明るくなってきた。 ところが辺りに霧がかかり始め、なかなか晴れず、時間切れ。そろそろ雨季が始まったのでこんな日あると我慢しなければならない。 (残念な私たち) そこから車で30分ほどでボロブドゥール寺院に到着。ド派手なピンク色の屋根のレストランで朝食。 薄っすーいトースト二枚とコービー。トーストにはイチゴかパイナップルのジャムのいずれか選択可能。 ほぼ2時間の自由時間で観光。 (不味そうに見えるが、やっぱり不味い) 英語ガイドが1時間1000円ほどなのでちょっと怪しそうだったが、公認だと言うので、頼む。 ボロブドゥール寺院は単独では世界一大きい仏教寺院。もちろん世界遺産。アンコールワット同様ジャングルの中で何年も眠っていたのを発見された。かなり傷みが激しく、ブロックを新しくしたり、排水設備を入れたりして補強、まだあちらこちらに破片が転がっているものの、かなり良く整備されている。 (左下の男はガイド) 基本は仏教寺院なので中央の巨大な卒塔婆を囲むようにして小さめの卒塔婆が16あり、その一つ一つの中には仏像が入っている。壊れた卒塔婆から石仏が露わになっているところが写真ポイント。 回廊が取り囲み、壁には仏話が生き生きと彫られている。 観光客はもちろん、なぜか制服を着た子供達も多い。黄色の袈裟を付けたお坊さんの姿も。 初め一人だったのが途中からアメリカ人カップル、シンガポールの学生が参加し、グループになった。ガイドは比較的分かりやすい英語でポイント、ポイントを説明してくれる。 ガイドは一時間の規定金額だけキッチリと受け取るとにこやかに離れていった。初め一人だけだったのが途中で客が増えて喜んでいるのかも。 (山の稜線が涅槃仏に見えるとガイドが教えてくれた) ここから、第二の観光ポイントプランバナン遺跡群に向う。車で1時間半ほどかかって到着。ちょうどジョクジャカルタの街を挟んで二つの寺院は反対方向にあるので結構移動に時間がかかる。 こちらも世界遺産で900年ごろ建立のヒンズー教寺院群。1549年地震で崩壊、1937年から修復作業が行われたが、2006年5月の地震でまたもや被害を被ったとのことで、周辺には瓦礫が多い。 広い公園に幾つかの寺院が分散して建っているので歩いて回るとかなりしんどい。園内を機関車の格好をした車が回っている。 チャンディ ナンディが最も大きく回廊も広い。四方の奥まったところにそれぞれ異なる神様が祀られている。こちらも回廊にはヒンズー教の話が色々掘られている。同じヒンズー教のアンコールワットより建立は古いが、小ぶりなので迫力に欠ける。 だいたいどのツアーもセットになっているのでこちらも見物客が多い。午後は暑くなるのでだいたいツアーは午前中だけで観光客も集中する。 ここで一時間半の自由時間があり、ゆっくり見て回る。 園内にはミュージアムもあり、発見時の様子や壊れた石像なども展示されている。ここはエアコンが効いていて涼しい。観光客も余りやって来ない。 出口付近はお土産やがずらりと並んでいるが、それほどしつこく声をかけてこないので有難い。 ここからバスはホテルに向って、終了。ツアー代金は1750円程度と安いが、これは交通費と朝食のみで、入場料が別途4000円ほどかかる。 山岡 K.Yamaoka お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.04 19:23:20
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