1863399 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

アラビア書道とその周辺

アラビア書道とその周辺

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2015.10.17
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
京都で吉本の映画祭が行われているとテレビで宣伝していたので、詳細をHPを見てみると、同時にアート展も開催されているとのこと。その中で、気になったのが吉本のタレント村上ショージさんが誓願寺で竹筆と竹紙を使った墨絵を展示しているとありました。竹筆に反応し、誓願寺はお稽古場所の河原町に近いのでちょっと見てみようと出かけました。

本堂の正面にはかなり大きな本尊の阿弥陀如来像が見え、その右側の一角に竹紙の紹介と村上ショージさんの作品が展示されていました。作品はかなり大きなもの1点と小品が数点。

20151018村上ショージ1.jpg

竹紙のサンプルも何枚か展示されていましたが、繊維が粗く、薄いものは隙間があいており、また、厚手のものはかなりゴワゴワした厚紙のようでした。京都で実際にこの紙を作っている有限会社テラという会社のパンフレットがあったのでもらってきました。

20151018竹紙.jpg

それによると、日本には唐の時代に竹紙の製法が入ってきて、作られていた時期もあったようですが、コウゾやミツマタに比べると製作時間が長くかかったため、次第に廃れたとのこと。それを復興させたようで、作家の水上勉が指導したとありました。

そのパンフレットには竹筆の写真も載っていたのですが、アラビア書道用の竹筆に似たカットの筆が写っていたので少し気になりましたので、一度訪問してみようかと思っています。

20151018テラ.jpg
(小さく黒い竹筆が写っている)

なお、誓願寺は新京極通りのど真ん中にあり、今まで何度か前を通ったことはありましたが、お参りしたことはありませんでした。なかなか由緒あるお寺のようです。
同寺のHPを見ると、
『飛鳥時代、天智天皇6年(667年)、天皇の勅願により創建。もともとは奈良にあったのが、鎌倉初期に京都の一条小川(現在の上京区元誓願寺通小川西入る)に移転し、その後、天正19年(1591年)に豊臣秀吉の寺町整備に際して現在の三条寺町の地に移された。
平安時代後期、法然上人が興福寺の蔵俊僧都より当寺を譲られて以降、浄土宗になり、現在は法然上人の高弟・西山上人善恵房證空の流れを汲む浄土宗西山深草派の総本山。
「清少納言」「和泉式部」「松の丸殿」といった女性たちからの深い信仰を集めたため「女人往生の寺」とも称されたほか、落語の祖と呼ばれる「策伝上人」や謡曲「誓願寺(世阿弥作)」に謡われるなど、落語発祥の寺、芸道上達の寺としても広く信仰を集めている(誓願時のHPより抜粋。』

さすがの外国人観光客もこのお寺には余り来ていないようでした。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.10.18 14:00:57
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X