アラビア書道とその周辺

元パキスタン大使・パキスタン書道協会会長ハマユン・カーン・バンガシュ氏の作品が展示されます。

実は同氏の作品展は昨年東京のパキスタン大使館で開催されており、私も2015年8月に見に行っています。また、その前にも同氏と直接お会いし、お話させて頂きましたが、分かりやすい英語で話して頂き、静かなジェントルマンという印象でした。

アラビア書道は大使歴任後に本格的に始めたと話されていましたが、短期間で習得し、多くの作品を書かれています。
今回、前日の3月15日（火）には兵庫県知事を迎えて大々的に開会記念式典を開催します。私も招待されましたが、あいにく当日は関東にいるため欠席となります。

一般展示が2日間と非常に短く、かつ平日開催ですので、ちょっと訪問するのが難しいかと思いますが、パキスタンのアラビア書道を見る珍しい機会ですので是非ご覧になってみて下さい。

１．展示展名：パキスタン書道展覧会2016

２．日時：3月16日（水）10:00～18:00　及び　3月17日（木）10:00～14:00

３．会場：兵庫県立美術館　ギャラリー棟　アトリエ１　（神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1）

４．アクセス：JR灘駅より徒歩10分、阪神電車岩屋駅より徒歩8分、阪急電車王子駅より徒歩20分

５．備考：入場無料

作者紹介：ハマユン・カーン・バンガシュ氏　
トルコ、マケドニアにてパキスタン大使を歴任。70歳を過ぎた頃から書道への才能と情熱を発揮し、パキスタンの伝統美術協会に入会。わずか2年で国際的な協議会の出展作品に選ばれ、イスラム諸国の著名な書道作家から高い評価を得る。初期の成功を励み、その後も数々のユニークな作品を製作し、幅広い評価を得る。現在、パキスタン書道協会会長を務める。