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アラビア書道とその周辺

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2016.08.23
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カテゴリ:催し物

たまプラーザのお稽古の後、銀座のLIXILギャラリー1で開催中の「文字の博覧会」に行って来ました。
ここには国立民族博物館所蔵の中西コレクションの中の一部が展示されています。

中西コレクションとは、京都の印刷会社、中西印刷の社長中西亮氏個人が世界中を旅して集めた3000点余りの文字コレクションで、亡くなられた後、大阪の国立民族博物館に寄贈されたもの。
LIXILギャラリーにはコンパクトに中東、ヨーロッパ、アジアの本物の資料が数点ずつ展示されていました。

中東関係ではシリア文字、アラビア文字、ペルシア文字、ヘブライ文字の手書きの書物が展示されていました。アラビア文字はマグレビー書体で書かれたコーランが展示されており、クーフィー書体に似た少し子供っぽい感じ見えるマグレビー書体。ヘブライ文字は旧約聖書を鹿革に書かれたもので、独特の角張った文字が整然とギッシリと書かれているのを見ると目がクラクラするほどです。

また、シリア文字由来のモンゴル文字で書かれた経典も展示され、縦書きで行は右から左に移って書かれているのが特徴と説明されており、アラビア文字との共通の片鱗を残しています。

単に収集だけでなくそれぞれの文字について分かりやすい同氏の説明がなされているのが秀逸な点です。

私も同氏が執筆した「世界の文字」(1975年出版)という著書を大昔、神田の古本屋で買ったものを今でも手元に持っています。この本には主に各国の色々な文字で印刷された新聞が紹介されていました。

8月27日(土)まで東京・銀座のLIXILギャラリーで開催中ですので、文字好きの方はお見逃し無く。
東京メトロ有楽町線の銀座一丁目、銀座線京橋からすぐです。帰りについでに伊東屋を立ち寄るのも良いでしょう。

LIXIL(リクシル)ギャラリー1(東京):
休み:水曜日 AM10:00~PM6:00 入場無料/Free


 






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最終更新日  2016.08.24 00:12:14
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