アラビア書道とその周辺

二日目。
今日はアルファベット独立形の続きと、接続形。
やはり払いとアインの頭部分は難関。
時々本田先生に、文言を書いて欲しいという方もあり、また、本田先生も書いてしまうので時間がかなり押してくる。
それでも午前の授業で残りの独立形を完了。
学校内の打ち合わせコーナーで朝来る途中買ったアラブ風のパンを食べていると、学校の先生や生徒らが前を通り過ぎる。

中には声をかけて来る先生もおり、怪しげな日本語で急に挨拶するボルネオ出身の先生、イスタンブールで本田先生の作品を見たというマスタークラスの生徒などなど。

午後は接続形とお名前書きが入るため大忙し。
改めてアラビア文字の書き方を知っている生徒を聞いて見たところ半数が手を挙げる。明らかにパキスタン系の男性も知らないとのことで少し驚く。

接続形を１つ１つ書いていては時間が足りないので、簡単に接続形の説明をした後、いきなり単語にはいる。


本田先生が4つ単語を書くのを見せた後、各自練習する。更にアラブ人の名前5人加える。

各人の名前は朝本田 先生が宿泊先で急いで書いたものがあるので。それを元に更に練習。

3時頃に、今回招待してくれた財団のインタビューが本田先生に入ったため中座。

お名前はイギリス系、アラブ系、インド系などバラバラなので面白い。それでも自分の名前なのでみんな喜んで練習。

最後に日本から持ってきたイランの飾り紙に清書してもらう。
1人を残して全員なんとか書き終わる。
慌ただしい1日。


(全員の名前。1人だけ恥ずかしがって出さない方も)