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カテゴリ:催し物
細密画の荒木郁代さんの原画展に吉祥寺の井之頭画廊に行ってきました。 今般、福音館書店から出版される「さばくのジン」の絵を荒木さんが担当したもので文は新藤悦子さんが書かれています。 絵本には荒木さん独特の細密画法でラクダのキャラバンの様子や人々それにジンが丁寧に描かれています。 ジンとは精霊や妖怪、魔人など一群の超自然的な生き物のことを指し、千夜一夜物語の”アラジンと魔法のランプ”でランプや指輪から出てくるのもジンです。 絵本では砂嵐の中、踊り回り、人々を困らせる役を担っています。民間信仰で砂嵐はジンがしかけた悪戯と考えられていたのかも知れません。 画廊には原画ほか20点が展示されていました。荒木さんがジンの姿を書くのに元にになったトルコの本も展示されていました。 既に原画展は終了しましたが、絵本は420円で買うことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.06 23:44:29
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