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カテゴリ:Kitsch (キッチュ)
バンコクから車で1時間15分くらい離れたところにあるピンクのガネーシャ像。週末になると参拝客が大勢押し寄せます。 この像はワット・サマーン ラッタナーラーム寺院の敷地の中にあり5年ほど前に建造されたもの。 このお寺は地味なローカルな仏教寺院でしたが、参拝客がだんだん減ってきていました。これでは廃寺になると恐れた住職は、起死回生にピンク色の16メートルもあるガネーシャ像を建造。すると物珍しさにバンコクから見物客がぼちぼち増加。中にこのお寺でお祈りした宝くじが当たったという人が現れ、一気に参拝客が激増。するとその参拝客を目当てに屋台やいろいろな物売りが増え、寺の周りは大きな市に。 これに気を良くした住職は、巨大観音像、バラモン像、巨大蓮の花、更にはドラえもん、静香ちゃんなど日本のアニメの主人公、また、ミャンマーのゴールデンロックと手当たり次第に建造。その結果、家族連れも含め、更にどんどん人が集まり一大観光地に。 (みんな一生懸命金箔を貼り付けている) ガネーシャは本来ヒンズー教の神様ですが、人が集まれば何でもOKというタイ的精神で、多くの人が集まり、寺は栄え、周辺の人も仕事ができ、みんなハッピーということで結果オーライという結果に。 ただ、さすがにこれではひょっとしたら罰が当たるかもと思ったかどうか分かりませんが、現在は病院を建設中とのこと。いろいろな神様のパワーで病気が早く良くなる的な感覚かも。 ガネーシャの周りにいるネズミは願い事を聞いてくれるらしく、お供えをし、ネズミの耳にお願い事をささやくと良いらしい。特に赤色のネズミが御利益があるとのこと。 (赤のネズミ。お供え物が一番多い) かなり田舎なのでバンコクからはツアーが便利です。
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最終更新日
2017.04.17 00:00:08
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