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カテゴリ:旅
今年のゴールデンウィークの鉄旅は飯田線完乗です。 飯田線は豊橋から中央線の辰野まで195.7キロに94駅あり、一日3往復のみ全線を走る電車に乗ると7時間弱かかります。かなりの忍耐力がいるため、以前から気にはなっていたもののタイミングを逸していたのですが、今回天気も良さそうなので挑戦。さすがに一気通貫で乗るのはしんどいので何度か途中下車する計画を立てました。 横浜から豊橋に行く前に、まず最初に焼津で下車し墓参り。ついでに駅近くの「黒潮」という割烹料理屋で刺身定食。さすがに焼津港が近いこともあり刺身は全て美味。 (写真は一人前。マグロはもちろん、イカ、ホタテ、ハマチ、白エビ(?)も) 焼津から普通電車に乗り、掛川で下車。同じ駅の端に止まっている天竜浜名湖鉄道の一両のディーゼル列車に乗り換え。 天竜浜名湖鉄道はもともと、JR二俣線でしたが、1987年に第三セクター化。途中の天竜二股から飯田線の三河大野経由岐阜県の恵那まで延びる計画路線でしたが、戦時中、敵からの艦砲射撃を避けるため東海道のバイパス路線に変更され建設された経緯あり。現在赤字路線ですが、NHK大河ドラマ女城主井伊直虎の舞台が近くにあったこともあり、少し脚光を浴びました。 (天竜浜名湖鉄道のディーゼルカー。一輌編成) 天竜浜名湖鉄道は東海道線の掛川から新所原に繋がっていますが、今回途中の西鹿島で下車。そこから12分ごとに発車する、真っ赤な遠州鉄道の電車に乗り換え。終点付近の助信駅から終点の新浜松駅までは高架路線となり、終点はビルの中というなかなか元気な地方鉄道。通称「あかでん」。 浜松に降りたのは、JR浜松駅内にあるEKIMACHIに入っている「元祖浜松ぎょうざ石松」で餃子を賞味するため。 日本一餃子の年間購入量の多い浜松での有名店。具のほとんどが野菜の餃子はあっさりしており15個でも軽い。付け合わせの茹でたモヤシが箸休め。メニューはライス、ドリンク類、簡単な酒のつまみ以外は置いていません。この店ではなぜか餃子の追加はダメという規則があります。つまり、10個を注文してうまかったから後で追加したいといってもダメということ。またなぜか新幹線のEXPRESS CARDを提示すると10%引いてくれます。 (浜松餃子15個900円。多そうですが、意外に軽い。右の方に見える茹でたモヤシが箸休め) 浜松からは東海道線の普通電車に乗り豊橋下車。まだ日が明るいので、豊橋駅直結の新豊橋駅から豊橋鉄道で終点の三河田原まで乗車。伊良湖岬行きバスが出るモダンな形の駅舎以外特に見るものもないので、そのまま折り返して新豊橋駅に戻ります。途中に愛知学院大学前という駅があり、大勢の生徒が乗り込んできました。 豊橋での夕食は「玉川 豊橋広小路本店」で豊橋名物の豊橋カレーうどん。一見普通のカレーうどんですが、トッピングに野菜の千切り、素揚げのナスとカボチャと小さなチキンカツとウズラのゆで卵が載っている上、丼の底付近には少量のとろろご飯が沈んでいるというサービス満点のカレーうどん。 大阪にはおじやウドンというのがありますが、とろろごはんは珍しい。味は普通に美味しいカレーうどんでしたが、調べたところ地域おこしのため2010年に生まれた新しいメニュー。この店も普通のそばや居酒屋メニューも置いてあり、カレーうどんを注文しているのは観光客だけのようでした。 (豊橋名産のウズラのゆで卵もトッピング。底のとろろご飯は少量) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.04 23:33:21
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