アラビア書道とその周辺

水上は散策せず、今日はこのまま宇都宮まで移動。一旦、新前橋まで折り返し、そこから両毛線経由で小山まで行き、更に東北線で宇都宮まで乗ります。

両毛線は前橋、伊勢崎、桐生、足利、佐野、栃木と北関東の中堅都市を結ぶ重要な路線です。一部は高架もあるのですが、地味な線で起伏も少なく、トンネルもなく、景観が綺麗なところもなく、ただただ平野部を淡々と走る線です。

淡々と停車する駅の中で一つ気になったのがさほど大きな駅でもない大平下駅でアフリカ系とインドネシア人らしき若い女性が次々と下車。調べてみるとこの辺りは工場が多く多くの外国人が働いていることが判明。

小山は東北新幹線の駅もあり、活気があります。ここからは横浜を超えて小田原や逗子まで乗り換え無しで行くことができるので、もはや東京圏です。以前大学の大先輩が住んでいたので何度か来たことがありました。

宇都宮まで来た理由は翌日朝にSL大樹に乗るためです。SL大樹は東武日光線の下今市9:02発なのでできるだけ近いところに泊まるためです。最寄り駅は日光ですが、周辺のホテルはお盆休みで満杯か高額なところしか残っていませんでしたのでJR日光線の起点駅でもある宇都宮にしました。

宇都宮に着くとやたら浴衣姿の女性が目に付きます。調べて見ると花火大会が宇都宮付近であることが判明。せっかくなので、見に行くことに。

臨時バスが東口から出ているとの説明があったので行ってみると長蛇の列。諦めようかと思ったものの、せっかくここまで来たので寄ってみようと思い直し、30分ぐらい列に並んで会場付近に行くバスに。20分ぐらいで着くかと思ったら、花火を見に行く車で大渋滞。45分ぐらいかかって会場最寄り停留所に。そこから更に20分以上歩き、鬼怒川にかかる大橋を渡っている最中に第一弾の花火が打ち上げられ始めました。さすがに近くで見る花火は迫力があります。橋の上が結構見やすい場所ですが、安全上の理由か立ち止まることは許されず会場の川原に誘導されます。多少風は吹いているのでそれほど暑くは無いのですが人いきれがすごい。屋台も延々と並んでいますが、どの店の店員もちょっとヤンキー系。

花火は連続で打ち上げられるのではなく、途中途中に何かイベントがあるらしく、中断。何か説明しているもののはっきり聞こえず。レーザー光線も駆使し、大がかり。大小合わせ約2万発打ち上げられた由。昨年岡山で見て以来です。

最後まで見ているといつ帰れるか分からないので少し早めの8時に会場を出、バスに乗り宇都宮駅に戻りました。帰りのバスは渋滞無しで30分かからず到着。