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アラビア書道とその周辺

アラビア書道とその周辺

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2018.07.04
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カテゴリ:アラビア書道
7月2日

今日はトルコの書道家さんに道具屋に連れて行ってもらいます。

ホテルから車で20分くらい離れた、周りは団地のようなところにあるビルにTIRYAKI ARTという看板が出ています。
rblog-20180704040015-00.jpg

店はビルの5階にあるのですが、エレベーターがないので歩くしかありません。また、入口も店らしくなく、家のように呼び鈴を押します。秘密の場所のような感じもします。

この店は全くのアラビア書道用道具の専門店です。

TIRYAKI氏がオーナーで奥さんはハッサン・チャラビーさんの初めてのイジャーザ授与者とのこと。彼女の多くの作品も展示されています。
rblog-20180704040015-08.jpg(オーナーと息子)

道具は何でもあります。

紙だけでも、イタリア、インド、フィリピン、日本、ブータンなど。既に書道用に処理したものもあれば処理前のものもあります。カラーも豊富です。
rblog-20180704040015-01.jpg
(処理紙)

筆も葦、竹、太幅用に木を差し込んだタイプ、フェルトタイプ、西洋カリグラフィー用の金属製のものも揃えています。
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(葦筆用。先は削っていない)
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(太幅用)

インクはダイソーの墨汁からイラン書道のカラフルなインク、西洋カリグラフィー用カラーインク、本物の金絵の具も揃っています。
rblog-20180704040015-04.jpg(イラン製絵の具)

もちろん、インク瓶、下敷き、筆箱、ムフレ、コンパス、テキスト、IRCICAの過去の傑作作品集も。
rblog-20180704040015-05.jpg(ムフレ)

アラビア書道に必要な道具類は全部揃っていると言って過言ではないでしょう。
rblog-20180704040015-06.jpg

場所がわかりにくい事もあり、ネット販売もしています。TIRYAKI氏の息子さが、処理紙を製作したり、作品の額装、コピー作品の作成も担当。

この日もイラン人書道家が来ていました。彼はトルコに正当なスルスを学ぶためにやってきて、トルコに帰化してしまったという変わり種。
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多分、アラビア書道道具好きは狂気乱舞すること間違いないショップでしょう。

ただ、場所がウシユクダル中心街からかなり離れているのでタクシーで行くしかありません。







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最終更新日  2018.07.08 01:40:59
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