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アラビア書道とその周辺

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2020.08.18
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カテゴリ:アラビア書道
雨降って地固まる

​​بَعْدَ الْمَطَرِ تُنْبِتُ الْأَرْضُ​​
バアダ (ア)ル・マタリ トゥンビトゥ (ア)ル・アルドゥ

アラビア語では、「雨の後、土が(植物を)成育させる」

日本語とは少しニュアンスが違います。
日本では雨はマイナスのイメージですので、「雨降って」は何か悪いことが起こった感じがしますが、アラブでは、雨は心待ちにされているので、全然悪いことではなく、むしろ良いことです。良いことが起こり、さらに良いことが起こるといった感じです。「順風満帆、鴨がネギを背負ってくる」の方が良いかもしれません。

トゥンビトゥ(植物など)が生育する、という動詞です。
タンブトゥ (植物など)が生える、という動詞ですが、自動詞としても他動詞としても使われます。この文では他動詞として(植物を)成育させる、という意味。主語はアル・アルドゥ(地面、土地)ですが、この名詞は女性名詞なので動詞もタンブトゥ トゥンビトゥと女性形になっています。

砂漠では年に数回しか雨が降らないので、一旦雨が降ると一気に緑の絨毯になり、花が咲き、どこからともなく虫が飛んできて、実を結び、そして枯れるという現象が非常に短い期間の間で行われます。

今回はスルス書体で。






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最終更新日  2022.11.27 12:19:16
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