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アラビア書道とその周辺

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2022.12.31
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カテゴリ:アラビア書道
​​إِصْلَاحُ اؐ​​لْمَوْجُودِ خَيْرٌ مِنِ اؐنْتِظَارِ اؐلْمَفْقُودِ
​​​
原文をそのまま訳すと「(今)在るものを改良することが(過去に)無くなってしまったものを待つことより良い」​​

​​
​إصلاح​  は Ⅳ形動詞أصلح「改善する」の動名詞、これに呼応するのは انتظارで、Ⅷ形動詞انتظر「待つ、期待する」の動名詞、また、موجودは وجد「見つける」の受動分詞、مفقودは قفد「失う」の受動分詞と対比されています。

このことわざはどこかで聞いたことがあるなと思いググると、類似の表現がいくつか出てきます。一番多く引っかかるのは、漫画ワンピースのことばで「失ったものばかり数えるな!!!無いものは無い!!!確認せい!!!おまえにまだ残っておるものは何じゃ」で、更にパラリンピックの創設者グッドマン博士の「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に生かそう」など類似の文言がありますが、一番ニュアンスが近いのが、パナソニックホールディングの創始者である松下幸之助氏の言葉「ないものを嘆くな、あるものを活かせ」かも知れません。

ディーワーニ書体で書いてみました。少しデザインしてあります。3行に分けて、一行目が「既存のものを修正するほうが」、二行目が「より良い」、三行目が「不足を待っている」です。





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最終更新日  2022.12.31 03:00:06
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