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カテゴリ:アラビア書道
عَصْفُورٌ فِي الْيَدِ خَيْرٌمِنْ عَشَرَةٍ عَلَى الشَّجَرَةِ
そのまま和訳すると、「手の中の一羽は木の上の十羽より良い」になります。 今年の年賀状に下記のほぼ同じ文言を使い、ジャリー・ディーワーニ書体でデザインしましたが、少し単語を変えています。 عصفور في اليد أقضل من عشرة في شجرة. (手の中の一羽の小鳥は木の中の十羽に勝る) もともとは英語のA bird in the hand is worth two in the bush (手の中の一鳥は藪の中の二鳥に値す)のアラビア語訳で、“二羽”が“十羽”に増えていますが、ほぼ同じニュアンスです。 日本語のことわざにも同様なものがあります。 例えば、「明日の百より今日の五十」、「来年の百両より今年の一両」「先の雁より手前の雀」「死しての千年より生きての一日」(新明解故事ことわざ辞典(三省堂)より引用)。 今年は卯年ですので、アラビア語でウサギに関することわざを探したり、アラブ人の先生に聞いてみたりしたのですが適当なものが見当たらず、苦肉の策として、ウサギという単語が入った日本語のことわざ「二兎を追う者は一兎をも得ず」に近いニュアンスを持つ、このことわざを使いました。 ナスヒー書体で書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.11 09:03:37
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