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アラビア書道とその周辺

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2023.01.13
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カテゴリ:アラビア書道

لَيْسَ كُلُّ مَا يَلْمَعُ ذَهَبًا


ほぼ原文のままの訳になっています。
ليس (ライサ)は名詞文の否定を表し、文法的には繋辞(主語と述語を結ぶための品詞)と言うらしいです。動詞のように人称変化をし、対応する単語は対格をとるので ذهبًا になっています。
ما は関係代名詞で、英語の関係代名詞 what と同じように 「もの」を表します。
ذَهَبٌ (ザハブ)は名詞で「金(きん)」の意味ですが、同じ語根のذَهَبَ (ザハバ)ではよく使われる動詞「行く」の意味です。なぜか両方が同じ語根です。
因みに、Ⅱ形動詞 دَهَّبَ (ザッハバ)は「金メッキする」という動詞になり、「行く」という意味はなくなります。دَهَّبَ の動名詞 تَذْهِيبٌ (タズヒーブ)は「金メッキ」の意味になりますが、アラビア書道作品の周りを金泥をつかっで描いた細密画で飾る装飾のことを言います。
ついでながら、トルコ語ではtezhip(テズヒップ)といいます。












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最終更新日  2023.01.13 03:00:06
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