|
カテゴリ:アラビア書道
اَلزَّائِدُ أَخُو ٱلنَّاقِصِ アッザーイド アフー (ア)ンナーキス 日本語訳もほぼ原文通りです。 زائد(ザーイド)「過剰」は 動詞 زاد(ザーダ)「増やす、増す」の能動分詞ですが「余分な、過剰な」という形容詞としても使われます。 一方、 ناقص(ナーキス)「不足」は動詞 نقص(ナカサ)「減らす、不足する」の能動分詞で「不十分な」という形容詞でも使われます。 أخو(アフー)は「兄弟」という意味の単語ですが、もとの形は أخ(アフ)です。この単語はちょっと変わった変化をします。後ろに名詞が続いて「~の兄弟」という意味になると、主格では أخو(アフー)、対格では أخا (アハー)、属格ではأخي (アヒー)という形になります。お父さんを表す أب(アブ)も同様な変化をします。أبو(アブー)、 أبا(アバー)、 أبي(アビー)と変化します。 更に、「義父」を表す حم(ハム)も(حمو ، حما ، حمي)(ハムー、ハマー、ハミー)と同じような変化をします。 親族関係の単語の中で「父」、「兄弟」、「義父」だけがこのような変化をします。أم (ウンム)「母」、أخت(ウフトゥ)「姉妹」、حماة(ハマー)「義母」は通常の格変化をします。 ナスタアリーク(ペルシア)書体で書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.11 03:00:06
コメント(0) | コメントを書く
[アラビア書道] カテゴリの最新記事
|