カテゴリ:女神のレシピ
T夫人の嫁いだ家には、当然のように夫の両親もいました。
当時、それは普通で、舅、姑は厳しくて当然だったでしょう 叔母が「母は、姑に厳しく叱られて泣いてばかりいた」と 祖母のことを語っていたのを思い出します。 わが母と姑の関係を見ても、それは 戦いだったと思います。 義母が亡くなり 台所を整理していると、しっかり紐でくくったお菓子のかんかんからでてきた たくさんのたくさんのしゃもじ それは、戦いの夢の後か 世代によっては聞いたこともないでしょうね「しゃもじ争い」 と言う言葉があったのですよ あの、優しい姑が、戦ってたんだな、と そんな時代の流れにあって T夫人 「あんなに優しいお義父さんはいないと思う。」 「つらいと思うのに、そばに行くといつも笑顔をしてくれて、 ありがとうと言ってくれて。私を一番に可愛がってくれた。」 「実家に帰るときも、ほかの人に聞くと快くは出してくれないそうだけど、 ホントに、ああ、行っておいでと気持ちよく出してくれて。」 舅の話をするT夫人は、こころから幸せそうなのです。 たまたま、優しい舅さんのいる家へ嫁いだのか。 T夫人が嫁だから、優しい舅さんになったのか。 さて、どちらが先なのでしょう。 そして、ホントに静かに、よい顔をして、 そんなに長く寝込まずに亡くなったといいます。 介護 重いお仕事ですよね。 天使のお仕事だと思うのです。 10人の介護・看護を何の見返りも求めずすることができたら“天使” 天使って、愛の人でしょう? 無償の愛の、人でしょう T夫人は、介護と言う学習をすでに終えていたのです、よね かみさんとして、もっと違うお仕事を任されてきたのかも知れない いつも、何かが心を動かしたとき、ご主人にそれを話すと ご主人も同じように心を動かしていて、同時に決断する、 というパターンだとおっしゃいます。 見返りを求めない無償の愛にて家庭の結界を張る これがT夫人の形なのではないかと、 見えてきました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 10, 2010 02:36:27 PM
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